港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

『フエベス(木曜日)』 オルケスタ・ティピカ・ヴィクトル

2017-01-28 17:23:41 | アルゼンチンタンゴ

”Jueves” Orquesta Típica Victor 



この曲はラファエル・ロッシとウデリーノ・トランソが1916年に地方演奏をしていた時に即興で作られた古典曲です。この曲を
初演した日が木曜日であったことからタイトルも『フエベス(木曜日)』と命名されています。
タンゴ・ファンとしてはラファエル・ロッシの古典的楽団でお馴染みなのですが残念ながらYOUTUBEで見当たりませんので
オルケスタ・ティピカ・ヴィクトルで取り上げることにします。
このオルケスタ・ティピカ・ヴィクトルは1920年代半ばから1930年末頃までに、ヴィクトル・レコードが傘下のプレイヤーを
動員して編成したレコーディング専用の楽団で、特定のマエストロはいないものの伝統的なスタイルで名演を残しています。
シリアコ・オルティス、ヴィセンテ・グレッセなど七名で発足し、楽団のメンバーは常に一定していないにもかかわらず、
タンゴの歴史を語る上で欠かせぬ存在となっています。

↓はオルケスタ・ティピカ・ヴィクトルの『フエベス』 YOUTUBEより