『明日なき十代』 アムラム=バーロー楽団
”The Young Savages” Amram Barrow sextet 【YOUTUBEより】
1961年制作のジョン・フランケンハイマー監督による同名のアメリカ映画の主題歌です。
作曲はジャズ畑のデヴィッド・アムラムで、彼とジョージ・バーローを中心にしたセクテットが演奏しています。
ハーモニカとギターをメーンにした秀逸な主題歌は話題を集めたものの大きなヒットには至りませんでしたが
ラジオ大阪の【今週のヒットレコード】において、1961年11月第4週から翌年1月第1週にかけての7週連続で
ベストテン入りを果たしています。(最高5位)
映画は、荒んだ少年犯罪とそれを裁く検事の苦悩を描いた社会派ドラマなのですが、ハリウッド映画にありがちな
これ見よがし的な劇構成による「正義の押し売り」は私の好みではありません。
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映画音楽史やポップス・ベストテンなどの記事を書いていた頃にはアムラム=バーロー楽団の動画が
見当たらなかったのですが、ごく最近にUPされています。
私の好みの一曲でもありますのでUPいただいた方に御礼を申し上げます。