『枯葉』 サム・テイラーのテナー・サックス
”Autumn Leaves” Sam Taylor 【YOUTUBEより】
運命の皮肉をテーマにした知的ペシミズムと心理リアリズムを融合したマルセル・カルネ監督によるフランス映画
『夜の門』の主題歌で、ジョゼフ・コスマの作曲にジャック・プレヴェールが映画のために詩をつけたものです。
この曲がイヴ・モンタンの持ち歌となり、駆け出しであった彼は一躍シャンソン界の帝王へと駆け上りました。
これによって『枯葉』は代表的なシャンソンとして、エディット・ピアフを筆頭にジュリエット・グレコ、ダリダ、など
多くのレコードがリリースされ、さらにシャンソンにとどまらず、1955年にはロジャー・ウィリアムス盤が全米No.1に
輝き、ナット・キング・コール盤がミリオン・セラーになるなど世界のスタンダード・ナンバーになっています。
今日はその名曲をサム・テイラーのテナー・サックスで聞くことにします。