クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

北海道旅行・地球岬、登別地獄谷、ウトナイ湖

2019年07月05日 10時41分12秒 | 旅行

北海道の最終日は最初に室蘭の地球岬に行きました。風が強かったです。


次に登別の地獄谷に行きました。一帯には周遊路が巡っています。




地獄谷はいたる所から噴煙が上がっており、褐色の岩肌とあいまって迫力があります。


地獄谷を一巡りして大湯沼と奥の湯に回ってみました。途中の大正地獄は通行止めになっていました。


最後に大湯沼川の天然足湯に浸かってみました。湯音は40度弱くらいで気持ちよかったです。


足湯から駐車場に戻る途中で光合成を行わない植物ギンリョウソウを見つけました。


地獄谷を後にしてフェリーターミナルのある苫小牧を目指しましたが、時間に余裕があるのでウトナイ湖にも少しだけ寄ってみました。ウトナイ湖はラムサール条約で登録された野鳥の宝庫なのですが、この日は白鳥、アオサギ、アオジ、ベニマシコのメス(?)、猛禽を見かけました。
夕方苫小牧フェリーターミナルに移動し、19時過ぎに仙台に向けて無事出港しました。

北海道旅行・羊蹄山と湧水、洞爺湖、有珠山、昭和新山

2019年07月04日 08時58分40秒 | 旅行

ニセコに宿泊したのですが朝近くを散歩してみました。
するとアカゲラが1本の木に4、5羽止まっているのが目に付きました。






この日は最初に羊蹄山の周りの湧水地を2箇所巡りました。一つは羊蹄山北東のふきだし公園、もう一つは
南東の羊蹄山の湧き水です。どちらも水量は豊富でした。


次に南に移動し洞爺湖を見ました。


さらにかつての有珠山噴火の遺跡である西山火口散策路を回ってみました。




ここには道路の隆起と陥没、民家や幼稚園の噴火による破壊の後が残されています。
2000年の噴火ではマグマの上昇により75mも隆起した地点があるそうです。


洞爺湖幼稚園の建物は噴石で破壊され、内部は植物園のようになっていました。


最後に有珠山ロープウェーで有珠山洞爺湖展望台に登ってみました。頂上からは洞爺湖と昭和新山がよく見えます。
昭和新山は今回初めて見ましたが、赤茶けた岩肌からはまだまだかなりの荒々しいエネルギーを秘めているように感じられました。


また有珠山は険しい山肌で、噴煙を上げている箇所もありました。

北海道旅行・余市、神威岬、神仙沼

2019年07月03日 11時51分02秒 | 旅行

前日に宗谷岬から札幌まで長駆移動し宿泊しました。
この日は最初に余市のニッカウィスキー工場を見学しました。


以前にも来たことがあるのですが、初期のデジタルカメラで撮影したので今回撮り直しました。


ニッカを後にし島武意海岸に行きました。ここは日本の渚百選に選ばれているだけあり青く美しい海が広がっていました。






次に神威岬に向かいました。駐車場から岬の突端まではチャレンカの小道で20分程歩くのですが、斜面にはエゾカンゾウがたくさん咲いていました。また所々にはハマナスやオオミミナグサ、シシウドなども咲いていました。


岬の突端には垂直に立った神威岩がありました。天気が良ければ島武意海岸同様積丹ブルーが綺麗なのですが、曇ってきてしまったので少し濁った感じの色でした。






神威岩を後にし、岩内からニセコパノラマラインを通って神仙沼を目指しました。
神仙沼は昭和3年に日本ボーイスカウトの生みの親の下田豊松氏一行が発見したもので、神秘的な景観から名付けられました。確かに入り口から植物の繁茂する木道を抜けた先にある湿原は野鳥の声が鳴り響き、アカエゾマツやハイマツ、白樺に囲まれ、沼や池塘には水芭蕉や水草が生えて雰囲気のある場所でした。




池塘の周りにはチングルマが咲き誇っていました。


また数は少ないのですがピンクのショウジョウバカマがアクセントを添えています。


神仙沼の後には近くの長沼に行きました。途中シラネアオイが咲いていました。赤城自然園で見たことは何度もあるのですが自然の状態で見たのは初めてでしたのでちょっと感激しました。

北海道旅行・宗谷岬のクロユリとキタキツネ

2019年07月02日 16時59分09秒 | 旅行

宗谷岬には利尻礼文に行く前と帰ってからと都合2回行きました。
2回行った理由は、礼文から戻った宿で宗谷岬公園にクロユリの群生地があるとの情報を得たからです。
この日は札幌まで長距離を移動する都合上、稚内から宗谷岬に戻る事になるので少し迷ったのですがめったに来られない場所なので行ってみることにしました。




北海道でもクロユリの群生は珍しいそうで、宗谷岬の群生地は個人の敷地にあり数年前に偶然発見されたそうです。
私が行ったときは平日朝ということもあるのでしょうが、誰も撮影している人はいませんでした。
ここは風も強いし冷涼な気候なので開花の状況も毎年デリケートになっているだろうとは思います。
そういったなか、偶然クロユリの情報を得て、撮影できたのは幸運だったと思います。




幸運といえばクロユリ群生地の近くにキタキツネの親子が住んでいました。




最初に訪れたときも親子を撮れたのですが、2回目は小狐が3匹いるのが判明し、同時に3匹撮れたのも幸運でした。
観光客は多少はいましたが誰もキタキツネを撮っていませんでした。こちらでは珍しい存在ではないのでしょうね。

宗谷岬から札幌を目指してオロロンラインを南下しました。

途中サロベツ湿原を抜けましたが、非常に広く、エゾカンゾウが咲き誇っていました。


また大規模な風力発電施設を見かけました。

北海道旅行・礼文島2日目

2019年07月01日 14時53分12秒 | 旅行

この日は宿の人に桃岩登山口まで送ってもらいました。
そこから桃岩展望台を経由しキンバイの谷付近まで歩きUターンして出発点まで戻り、別ルートで地蔵岩から桃台猫台展望台まで歩きます。桃台猫台展望台までは再び迎えに来てもらい、フェリーターミナルまで送ってもらい稚内に戻るというルートです。
当初は別のトレッキングコースを考えていたのですが、旅行の疲れが蓄積したため、宿の人に相談し少し楽なコースに変更しました。


このルートは桃岩展望台~キンバイの谷間は花が豊富ということでした。
実際に歩いてみると海を隔てて利尻富士が見られて爽快な眺めでした。




桃岩展望台からは正面に桃岩、かなり離れた場所に猫岩が見えました。その名にふさわしい形状かどうかは微妙に感じました。感受性の豊かな人が名付けたものと思われます。なお桃岩は海辺に降りて別角度から見ると桃に見えなくもなかったです。




花もミヤマオダマキ、エゾノハクサンイチゲ、ノビネチドリ、クルマバソウ、コバイケイソウ、レブンキンバイソウ、レブンハナシノブ、チシマフウロなどが見られました。




特にキンバイの谷付近ではその名の通りレブンキンバイソウがかなり咲いていました。
地蔵岩には桃岩展望台から礼香寺方面に下って、トンネルを通って行きます。トンネルはかなり長く気温は低かったです。


地蔵岩はメインのルートから外れており観光客はほとんどいませんでした。近寄ってみないと一枚岩が独立して立っているようには見えません。地蔵岩のすぐ隣がメノウ浜でかつてはメノウがよく見つかったそうです。




ここは静かな入江になっており海鳥が水浴びをしていました。
メノウ浜で宿に作ってもらった弁当を食べて海沿いの道を桃台猫台展望台に向かいました。




下から見ると地層が隆起したことがはっきりわかります。またすぐ近くにはユースホステルもあります。


上は下から見た桃岩。
桃台猫台展望台でのんびり休憩し、迎えの車でフェリーターミナルに移動し、夕方のフェリーで稚内に戻りました。