クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

東寺見学

2024年05月23日 07時58分03秒 | 旅行
戒光寺を参拝したのですぐ近くの泉湧寺の楊貴妃観音も見たかったのですが、東寺の春季特別公開を優先し、バスで東寺に向かいました。
春季特別公開では五重塔初層、金堂、講堂、宝物館、観智院が公開されていました。
金堂の薬師三尊と講堂の立体曼荼羅は相変わらず迫力がありました。
今回は宝物館の巨大な千手観音立像と五重塔初層の仏像群に惹かれました。
またこの日の東寺は天気も良く新緑が美しかったです。

新緑に囲まれた東寺・五重塔


五重塔・初層。東西南北にそれぞれ如来と脇侍が安置されていました。
如来は金堂の立体曼荼羅にも登場する阿弥陀如来、宝生如来、阿閦如来、不空成就如来の4体の如来像です。
また壁には真言宗の八祖の肖像画が描かれていました。極彩色の荘厳な世界でした。


新緑の東寺境内。


空海由来の御影堂






観智院

即成院と戒光寺の仏像見学

2024年05月22日 09時54分52秒 | 旅行
今回の旅行では葵祭の撮影がメインですが、それ以外にもこれまで行かなかった寺社に足を延ばすことにしました。
手始めに以前泉湧寺の見学時にパスした泉湧寺塔頭の即成院と戒光寺に拝観しました。
即成院には重文の阿弥陀如来と二十五菩薩像があります。
作者は自伝では恵心僧都作とされていますが、近年は平安時代の代表的仏師定朝と一門によるものとされています。
中央の阿弥陀仏を中心に二十五体もの菩薩が荘厳な世界を現していました。

戒光寺には重文の丈六釈迦如来という高さ5.4mの阿弥陀如来立像が安置されています。
作者は運慶・湛慶親子の合作とされています。間近で見ると圧倒されるサイズ感でした。

泉湧寺への参道。途中にいくつかの塔頭寺院があります。

泉湧寺塔頭の即成院の門

即成院のお庭


泉湧寺参道の緑のトンネル

戒光寺の門


戒光寺境内の弁財天

瀧尾神社

2024年05月21日 21時00分42秒 | 旅行
先週、葵祭見学のため京都に行きました。祭り前日は瀧尾神社に参拝しました。
瀧尾神社は大丸百貨店の創業家である豪商下村家の崇敬し多くの援助をしてきたそうです。
京都の神社では珍しく社殿の彫刻装飾が充実しているそうです。
また偶然神輿を見ることもできました。







Z8+Z24-200mm

東博、新指定国宝・重要文化財展など

2024年05月19日 08時54分00秒 | 日記
都心に出たついでに5/12まで開催されていた東京国立博物館の新指定国宝・重要文化財展の見学に寄ってきました。
ただし文化庁の指導で原則撮影不可でした。東博管理の仏像は撮影可能でした。
仏像以外にも「行道面~ほとけを演じるための仮面」という特集展示が興味深かったです。

天王立像 10~11世紀 亀岡市大宮神社伝来


吉祥立像 10世紀 亀岡市大宮神社伝来



行道面 毘沙門天。鎌倉時代。
一文字に結んだ口、青黒い肌は鎌倉時代以後に規範となった東大寺大仏殿の四天王像の毘沙門天に一致。


行道面 持国天。鎌倉時代。
口を開き、緑色の肌は鎌倉時代以後に規範となった東大寺大仏殿の四天王像の持国天に一致。

行道面 五部浄居天。14世紀、鎌倉時代。
二十八部衆の五部浄居天の被る象頭冠と考えられる。