バリ島アグン山が再び噴火!噴煙2000m超 航空便が欠航 インドネシア
インドネシアのバリ島で28日午後5時ごろ(日本時間)、アグン山が再び噴火した。噴煙の高さは火口上空2000メートルに到達した。
バリ島の信仰の象徴となっているアグン山は、昨年11月に半世紀ぶりの巨大爆発を起こし、噴火活動は今年2月中ごろまで続いていたが、最近まで穏やかな状態が続いていた。今月10日には、火山性地震が発生し、現地の防災機関(BNPB)が「噴火した模様」と発表したが、当時は火口上空を厚い雲が覆っていたため、詳細は不明だった。
しかし、昨夜以降、火山性地震の増加と共に噴火が相次ぎ、28日午後5時には爆発的噴火が発生。この影響で、オーストラリアのパース発バリ行きのエアアジア3便が欠航した。
BNPBのストポ・プルウォ・ヌグロホ報道官は、「アグン山周辺は半径4キロ以内で立ち入りが規制されており、住民に危険はない」と発表している。
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