千葉県某所、一戸建。例によって、現場確認と見積依頼で現場へ。
故人は布団に入ったまま亡くなり、そのまま腐乱していた模様。
特殊清掃撤去では、遺体は警察(または警察に指示された葬儀社)が回収していった後に我々が訪問するケースがほとんどである。
しかし、腐乱し、溶けてバラバラになった遺体を全部拾って回収することは困難である。
現実には、頭髪付の頭皮が残されていたり、指先の小さな骨が残されているケースは珍しくない。
ただ、この現場では耳が落っこちていた。
遺族に「この耳どうしますか?」と尋ねたら、遺族も困っていた。
私も、骨などの固形化された遺体の一部は遺族に返すようにしているが、さすがに耳を返されても困るようだった。
そうは言っても、私も耳を持ち帰る訳にもいかず、半強制的に遺族に返して作業を進めた。
どうせなら、警察に耳も持って行ってほしい。遺族のためにも、我々業者のためにも。
トラックバック 2006/05/18
1989年設立
日本初の特殊清掃専門会社
0120-74-4949
そんなものが残るんだ・・・
まあ頑張れ
clean110さんのお仕事がなくならない程度に、ひどく腐乱するまで気づかれないような人付き合いの狭い人が、自分を含めて増えない事を祈ってます。