最後にハンブルク北ドイツ放送交響楽団首席フルート奏者ヴォルフガング・リッターさんと。彼はオケ歴30数年の大ベテランで僕がドイツ留学中は北ドイツ放送響でバリバリ吹いていたお方。ラベル、タファネルのアンサンブルが同じでこの10日間ほとんど彼と一緒に演奏し一緒に飲み会も楽しみドイツ語で毎日いろんな話をした。2年後にまた元気で広島で会うことを約束して東京で別れました。彼からは技術的なこともそうだけどオケマンとしての生き方も強く学んだ。それはそんなに堅いものではなく極自然で真面目で楽しもの。2年後に再び再会するのが楽しみだ。この10日間夢のような時間がアットいう間に過ぎ、素晴らしい講師陣、素晴らしい日本のオケマン達、アフィニス財団と広島市文化財団の方々とボランティアの方々と市民で作ったこの音楽祭、「Groß-Erfolg!」(大成功!)そして乾杯。
クラの三介は飲み会ではいつも一緒で兄弟のようだった。真中でファイティングポーズを決めているのがN響オーボエ奏者の池田昭子ちゃん。彼女はジークフリート牧歌で素晴らしい音で会場のお客さんを魅了した。この写真あたりはほぼ毎晩1週間飲み続け、ほとんどの人が胃痛、金欠、筋肉痛、眠気などでやばいころだが、夜になると当然のようにアルコールでマヒして飲み続けている。