眞ちゃんち

クラリネット奏者 橋本眞介Blog

新入生歓迎会

2010年04月22日 | Weblog
夜、エリザベト音大クラリネット科の新入生歓迎会。先輩たちが新入生や先生のために毎回「芸」を用意してくれているのだが、今年はまぁまぁレベルが高かった。昨年生徒がやる「芸」をアリニヨンさんと鑑賞してて今一つでがっかりしたことがある。アリニヨンさんもあの時は「ねぇねぇ、まだ続くのか?」と難しい顔をされてた。今年は男がパリコレ風な演出で女装(写真)したり、3,4年の替え歌などまぁまぁの出来であった。はやく韓国からの留学生ガンリム君のピン芸を超すような芸を身につけてください。1次会でお開き、今年から中学校の先生になった西村が新歓に顔出してくれたので、帰りにお茶しながら仕事の充実ぶりを聞いた。

音楽祭のプレリュード

2010年04月22日 | Weblog
5月ゴールデンウイークになにわOWを聴きに来てくださるお客さま、
なにわOW2010のCDを購入してくださる方、
また、なにわOW奏者で、もしかしたらこの名曲を知らないであろう
N田さん(名指し)の為(知ってたらゴメンナサイ)にウンチクを語りたいと思います。えへん。

まずはアルフレッド・リードの「音楽祭のプレリュード」。
1957年に書かれたこの名曲は
1970年全日本吹奏楽コンクール(中学の部を除く)の課題曲にもなりました。
アメリカの作曲家で特に吹奏楽においては20世紀を代表する音楽家の1人とされるでしょう。
200曲以上の吹奏楽作品を書き
日本でもプロの吹奏楽団・教育機関・一般団体からの委嘱作品がたくさんあります。
親日家でもあり来日回数も大変多かったようです。

僕の中ではA・リードはなくてはならない存在。
吹奏楽にこんなにもハマってしまったのもA・リードさんとジェイガーさんのお陰です。

僕の3大リードは
「春の猟犬」「ハムレット」「音楽祭のプレリュード」。
なにわOW主催・金井ボスの3大リードは
「アルメニアンパート1」「エル・カミーノ・レアル」「オセロ」。

僕の3大リードは「オリジナル」と「優しさ」
金井ボスの3大リードは「探究心(民謡採譜)」と「勇ましさ」
いずれもオーケストレーションは素晴らしい。

もちろん「エルカミ」も「第1組曲~第3組曲」も「アルメニアンパート1・パート2」も
「オセロ」も「法華経」も「サスカッチアン」ももちろんとっても素晴らしいけど、
絞れといわれたら僕はこの3つですかね。

A・リードは1953年から作曲し始めたからこの1957年「音楽祭のプレリュード」は初期の作品です。
この作品がリードの多くの作品の基礎となり、
どの部分を取っても初めて聴いた人でも「あ、リードだっ!」という強い色を持ってます。
1970年に吹奏楽コンクール課題曲で多くのバンドに演奏され
「Alfred Reed」の名が一躍日本中に広まるきっかけとなった曲です。