勝手に想像して勝手に裏切られた話

うだるような暑さとは、よく言ったものですなぁ。
本日は、朝から暑いのなんの・・・
それでもあったかおパンツを履いてでかけてしまった私。
さすがに、明日からは決別することを、ここに宣言いたしまする。

それから、

この暑さの中で、ウォーキングに出かけて、生き倒れにでもなった日にゃ
旅行中の長男に迷惑をかけてしまうため

ここはひとつ、長男が旅行を満喫し終わるまで、ウォーキングは
休止してやらねばなりますまいな。

いやいや、決してサボりたい訳ではありません。
これこそが、子を思う親心でありまする。



さてさて、


先月で仕事を辞めた長男でありますが、就職先を見つけてから
落ち着いた気分で旅行に行くのかと思いきや
就職先の下見を兼ねて、四国へ行くと申します。

人間、誰しも心惹かれる場所というのがあるもので
長男にとっての、それが四国と言うわけで
前々から、四国で就職しようかなと言っておったのであります。

人生いたるところに青山あり。と言うのが私のモットーでありますゆえ
長男の行きたいところ、やりたいことには一切口出しはいたしません。


で、香川県に、良さげなところが見つかったと申します。

あれっ？憧れていたのは高知じゃなかったんかい？
なにゆえに、突如香川が登場するのかな？
まさか、讃岐うどん目当てで香川にしたんじゃあるまいな？

まっ、讃岐うどんは美味しいからね。いいともいいとも。
好きなところにいきなはれ。

てな感じで、

引っ越しの算段まで始めて、真剣モードの長男でありました。



昨日、東京行きのバスを見送りながら
長男が、四国在住になったら、年に１，２回の帰省の折にも
こうやって見送るんだろうな・・・私のことだから泣いちゃうんだろうな、と

私が帰省して両親と別れる日の光景を思い出して
不覚にもウルウルしちゃったのでありました。


とは言え、長男には長男の生きる道があります。
そんなセンチメンタルなことで、せっかく見つけた青山を壊してはなりませぬ。
母の覚悟は準備万端でありますぞ。
とっとと行きなはれーーー！






さきほど、香川観光初日を終えた長男から電話がありました。


どんなところ？と尋ねましたらば

思ってた雰囲気と全然違った、と言います。


都会だよー。ビルばっかだし。
もっと田舎だと思ってた・・・。
こんな都会には住めん。




つーことで、

就職先の下見をするまでもなく
香川移住の構想は早くも断念したのでありましたとさ。


チャンチャン。