卵の殻を割ると出てくるのが…「黄身」とはちょっと呼びづらいような「白っぽい黄身」。淡いレモンの様な薄いクリームイエローで、混ぜるとさらに白っぽくなります。この卵は、飼料用米と呼ばれる米を餌にしている鶏が産んだものです。通常の鶏はトウモロコシを主な餌にしているため、黄色が濃くなりますが、米で育てた卵は黄身の色が薄くなります。味や栄養も変わりませんが、どうしても消費者から敬遠されがちです。
鹿沼市では、飼料用米の生産が増えています。有効に活用するために、市内に多い養鶏業者で飼料として利用することを計画していますが、黄身が白っぽくなる卵はなじみが薄く、消費者からの苦情も多くなっています。そこで、農家や行政、町の菓子店などが協力し、「白い黄身」をPRするための特産品作りが始まりました。番組では、今後、増えると考えられる飼料用米の活用を目指す取り組みを紹介します。
ぜひ、ご覧ください。
【放送予定】
NHK総合テレビ・関東地方向け「おはよう日本」
1月25日(水曜日)午前7時45分から8時00分
※放送予定は変更になる場合があります。ご了承ください。