永野地域の地域資源 麻を活かした自分自身へのトロフィーを作る
という環境学習を永野小3-4年生が体験しました。
今週末、東京で開催される低炭素杯2014のワークショップだそうですが、
低炭素杯 って みなさん ご存じですか
>次世代に向けた低炭素杯な社会を構築するため、
学校・家庭・有志・NPO・企業などの多様な主体が全国各地で
展開している地球温暖化防止に関する地域活動を報告し、
学びあい、連携の輪を広げる『場』として開催
と、あります
その際に、環境大臣賞として授与されるトロフィー製作の一環として、
栃木の地球環境の将来を担う子供たちと
2年連続で環境大臣賞グランプリを受賞した栃木農業高校
環境科学部のみなさんと協同ワークショップを行う
ということで、
永野小3-4年生14名に白羽の矢が当たり、
昨年の
10月には麻についての知識を学び
11月には麻紙すき体験と芯縄つくり
12月には自分の守りたいものを中心に入れたトロフィーづくり
を体験しました
栃農の生徒さん達とパートナーを組んでの制作は
はじめはぎこちないままの作業だったようですが
次第に心がほぐれてきたのか、楽しく制作が進んだようです。
グランプリに授与されるトロフィーは造形作家の方が小学生とのワークショップの
経験や想いをもとに、『麻』を活かして制作したものになるそうですが、
ワークショップで製作した子ども達のトロフィーは当日、会場に展示され、
活動の様子も紹介されるそうです。
当日は子ども達もグランプリ授賞式に参加します
近年、麻の栽培者の高齢化により、麻を作りつづける農家の方が
少なくなりつつあります
子ども達が今回学んだ生産量・品質ともに日本一
の野州麻の歴史と伝統に支えられた文化を
これから、どやって継承していけばいのか。
とても難しい問題です。
今回、子ども達は大切な地域資源の学習・体験を通して
多くのことを学び、貴重な体験となったことでしょう。
子ども達がこれからの麻作りの継承の力になることを願って