10月16日(木)
西大芦小学校の5-6年生、保護者らが参加して
西大芦公民館恒例の陶芸教室が開催され、
西大芦出身で、現在は益子町にお住まいの福田晴夫さんの工房をお訪ねしました。
福田さんから、陶器はどうやってできるのか、どんなことに使われるのかなどのお話を楽しく伺いました。
まずは、陶芸用の粘土の採取の方法。
工作用の粘土をイメージしていたら、
出てきたのは乾いたベージュ色の土。
これに水を入れてかくはんします。
浮いたごみを除去し、
下に沈んだものが粘土かと思いきや・・・・
沈んだ小石なども取り除き、
やがて泥水が沈殿したものが、焼き物に使う粘土になるんだとか。
陶芸用の粘土は、
①形が作れること
②火に強いこと(窯で高温で焼かれることに耐えられること)
だそうです。
福田さんは、この粘土に西大芦の杉の木の灰などを釉薬として活用して作品を仕上げます。
ご自身の作品やお友達の作品を見せていただき、
子どもたちにもわかりやすく説明してくれました。
そのあと、ロクロを使って、大皿を作るところを見せていただきました。
みるみるうちに出来上がった大きなお皿に、西大芦小学校の子どもたちも感心していました。
益子焼というと、茶色やグレーの実用的な器のイメージでしたが、
福田さんの工房には、おしゃれなデザインの作品がたくさん並んでいました。
陶芸について、興味が高まってきた子どもたち、
福田さんの工房を後にして、昼食のあとは
益子町の窯元、つかもと製陶で
ロクロ体験です。
出来上がった作品が届くのは12月。お楽しみに!!