鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

古峯ヶ原で日本の美を学ぶ

2016-02-25 | 西大芦

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西大芦です

 

梅の花もほころび

少しずつ春が近づいている気がします。

2月23日(火)の午後

西大芦小学校では、

5年生6年生が、先生の指示に従って集まっています

おやおや

バスに乗ってどこに行くのかな

この日は、

西大芦公民館主催の「親子お茶会」

西大芦小学校の5・6年生

7人(残念ながら1人欠席)と

保護者、先生

コミセンの全部で16人が参加しました

会場は、古峯神社の日本庭園

古峯園(こほうえん)の中のお茶室、

峯松庵(ほうしょうあん)です

古峯神社の境内から

古峯案の入り口を入って杉林の中の坂道を登っていきます

わー、先生も小学生も登るのはやいわ~

待って~

おお、峯の茶屋と池が見えてきました

初夏には菖蒲が美しい池もすっかり凍りつき

庭園は冬景色です

杉木立の中に見える屋根が峯松庵です

 お茶の指導をしてくださる皆さんです 

 

茶道について

小学生にもわかりやすいようにお話してくれました。

お作法用の扇子と懐紙をいただきました

保護者の皆さんも、一緒にお話を聞きます。

峯松庵とは、

パナソニックの松下幸之助氏の命名だそうです

茶室に入る前に蹲踞(つくばい)で手を浄めます

自分の番が来るまで、ちょっとドキドキ

順番に茶室に入ります

入り口で膝をついて座ったまま膝で進みます。

「にじる」という動き方です

みんな、懐紙と扇子を前に正座です

あいさつの仕方を教わります

お茶の前にお菓子をいただきました。

今日のお菓子は焼ききんとんです

懐紙の上に載せて、楊枝でいただきます。

お菓子が盛られた器の見方、受け取り方

隣の人へのあいさつ

一つ一つ気配り心配りを教わります

茶碗の持ち方、お抹茶(お薄)のいただき方、鑑賞の仕方

一つ一つ意味があるんですね

お茶は淹れるではなく立てるですね

所作も優雅です

丁寧に茶碗を持って

いただきます。

西大芦小の5・6年生の中には、

西大芦児童館でお茶を習っていた子もいます

みなさん、

奥ゆかしく日本的空間を堪能

最後に、美しい所作、姿勢や歩き方のコツも教えていただきました。

せわしない時間に丁寧に教えていただき、ありがとうございました。

正座の時の足の痺れの取り方も教えていただき、

姿勢よく、すっと立つことができました

お茶室を後にして

最後は古峯園の入り口で記念撮影

茶室の掛け軸にあった「一期一会」の言葉が

胸にしみるなあ

春に卒業する6年生を見ると

ちょっとジーンと来てしまいます。

5年生のみんなは、今日のこと覚えていてね

来年も

コミセンはお茶会を計画するから

きっと来てね

でも、来年も峯松庵にお茶会に来たとしても

今年の、今日の子どもたち

今年の今日の自分とは

同じではないのです

子どもたちは、日々成長していくのですから

大人は・・・

大人も成長したいものです

西大芦地区公民館の親子お茶会

楽しく学ぶことができました

 

 

 

 


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