振り絞れ❗

自転車(ロード、MTB XCO)と里山登山について書いています。

山練

2020年08月24日 | トレーニング記録
今日は、久しぶりにMTBで山へ行きました。

道中、おばちゃんの運転する車に牽かれそうになった。
しかし、せっかくの休日のライド。イライラしたくないので、ぐっと堪えて先へと進みました。



自宅を出た直後は曇っていて、小雨がぱらつく天気だったのに、つくな市内を越えたら快晴になってくれた。これで、気持ちよく走れそうだ。


新興住宅街も、ようやく家が建ち始め、かつ物流センターが完成したようで、何も無かった道が、様変わりしていた。



山が近づくにつれ気温も上がってきて、夏らしい気温になりつつあった。この暑さで登る事を想定していなかったけれど、脂肪燃焼を思えば、代謝がよくなるし、いっか。

朝日峠

登りのリズムが掴めなくて、ひたすら遅くてキツくて暑い登りになった。脂肪という断熱材が、こういう時に効力を発揮するもんで、あっつい。

いやしの里への道へ進み、そのままトレイルを下る。
そして、雪入集落へ続く舗装路の下り。
木陰に覆われた道ということもあり、かつ交通量が皆無なので、一面苔に覆われていて、見た感じ滑りそう。

なので、スピード落として慎重に下りました。



雪入集落に辿りついた時から、少し雲が気になりつつも、まだ天気持ちそうな感じだったので、青木葉峠へと続く登りへと挑んだ。

あれ?こんなに斜度きつかったっけ、と久しぶりに登ってみて思った。あの時と比べ、やはり脂肪を蓄えすぎてしまったようだ。

最初の峠をやり過ごし、青木葉峠道を登っていたら、強烈な日差しを浴びる区間があった。

最初は気にならなかったのに、それまで登ってきて体も火照っていた中、強烈な日差しを浴びたので、登りながら目が回り始めた。

あ、やばい

ボトルに手を掛け、水を頭から被るが、ボトルの水はぬるま湯と化しているので、あまり効果はなくて、目が回り続けた。

さすがにやばいと思って、ギアを軽くして負荷を下げたけれど、何だか気持ち悪さが出て来て、止まろうかなと思った次の瞬間、日が雲に隠れて、日差しが穏やかになり、かつ木陰の道へ入ったので、涼しい環境となってくれたおかげで、復活。

その先にある金命水の湧き水で休もうと思ったが、おじいちゃん、おばあちゃんが水を汲んでいたので、その先にある銀名水へ

泉へ辿り着いたら、インフラが崩壊したままだった。
そして、クモの巣も多数。

湧き水ポイントまで行くには、泉へ降りて、クモの巣を被って行かなくてはならなかった。少しためらったけれど、水が少なかったので、構わず泉へ降りた。

泉に両足を突っ込んだ瞬間、ひんやり冷たい水のおかげで、それまでの暑さが一気に和らいだ。
クモの巣を手で払おうとしたら、つま楊枝くらいのサイズの蜘蛛がいて、一瞬たじろいでしまったものの、水を得るために糸を丁寧に取り除き、ようやく湧き水ポイントへ辿りつき、冷たい水をボトルへと補給できたのだった。

しかし、水の勢いが穏やかで、ボトル一杯になるまで時間が掛かる。半分まで水が入ったところで、それを一旦頭から被った。さっきまでのキツさが一気に和らぎ、生き返った気分だった。

再びボトルに水を入れて、ようやく満タンになり、泉から這い上がった時には、靴は泥だらけで靴下は水浸しになっていたが、冷たい水のおかげで、かなりのクーリングができた。
しばらく経つと、濡れた靴と靴下は、不快感満載になるけれども。
これが登山中とかだったら、豆予防のために、靴下を取り替えるか、乾かすけれど、幸いペダリングには支障はないので、そのまま進むことが出来た。

しかし、しばらく進んでいると違和感を感じ始め、青木葉峠を登り切った時に、ふと思った。

腹へってるなぁと。

しかし、こんな日に限って、ボトルの中身は水のみ、補給食は賞味期限が半年以上も過ぎてしまったので、廃棄したてで何も無かった。

さっき汲んだばかりの銀名水を飲んで、何とかごまかして、急勾配登りのトレイルへ

一旦腹減っていると感じてしまうと、不思議と力が出ないもんで。


何とか登りきり、旧パラグラ広場で休みたかったけれど、休むとお腹が空くので、休まずにジープロードへ

いつものように、リズムよく走れなかったけれど、下りでは勢いよく下って、登っている時は、無心で走って腹が減っている事を忘れるようにして、ようやく朝日峠の頂上へと出た時には、足が小刻みに震えていた。限界が近い。

しかし、大丈夫。
近くには、朝日峠展望公園があり、自販機がある。

深呼吸をしてから、パラグラ広場へ


ハイカーの方々が結構いた。
私は写真を撮ってから、すぐに自販機へ。

スプライトが安かったので、勝ってみたら、カロリー32kcal/100mlって書いてあるし。。。補給になるのか?

まぁ、でも全部飲んで、おにぎり一個くらいにはなるから、いっかと気を取り直して、先へと進む。

筑波スカイラインへ入ってから、リズムよく登れるようになって、ここはナゼかうまく走ることができた。

途中、宝篋山へ続く入り口付近に、救急車とレスキュー車が止まっていた。気になったものの、グングン気温が上がるなか、先を急ぎたかったので、リズムよくぺだリング。

不動峠も慎重に下って、麓の体育館で、三ツ矢サイダーを補給。

靴の中のムシムシ具合が酷くなってきているので、少しだけ休んで帰路を急いだ。

行きは向かい風だったので、帰りは追い風貴重かなと思っていたのに、横風だった。



果てしなく続く田んぼ道を横切る、もわっとした風にやられそうになりながら、必死に走りました。

やがてつくば市内に入ると、やはりお腹が空いてしまったのと、暑かったので、同峰公園へ立ち寄り、補給


ドクターペッパーうまぁーい。
五臓六腑に染み渡りました。

これで元気を取り戻し、残りの距離は元気に走ることができました。

走行時間 3:36:51
消費カロリー 2351kcal










スッテーン!

2019年07月25日 | トレーニング記録
うっかり八兵衛 MTBレース。

9月に開催されるレースは、エンデューロではなく、XCレースのようだ。
とても興味があり、現在出る事を想定して練習に勤しんでいる。

エリートカテゴリには、苦手な悪代官コースを走らねばならず、これは回避だろうということで、スポーツクラスへのエントリーを予定。太りすぎて登りが遅いということもあり、スポーツクラスが妥当でもある。


そんなレースを想定して練習していたある日。

じめじめしている日が続いている影響か、とある公園のダート道は、ウェットコンディション。いや、生乾きでところどころグチョグチョな状態。

何も問題ないだろうと、少し油断していたのかもしれない。
そして、連日の忙しなさで、多少ぼーっとしていて、集中していなかったというのもある。

Rのきついコーナーへ差し掛かった際。

何も問題なく通過できると思った次の瞬間。

グリップが全く聞かず、気付いたら落車していた。

幸い、スピードを落としていたので、それほど大きなダメージは無かったものの、滑る想定をしていなかったので、受け身を取れずに、左側から地面にたたきつけられてしまい、左わき腹を強打してしまった。


転んだ当初は、アドレナリンが出ているので痛みは感じない。
横たわっていたMTBを確認したが、無傷で泥がついたくらいだった。

改めて路面を確認したところ、いつもよりタイヤの空気圧を高めに設定していた本日の設定では、気を付けるべき路面コンディションだった。グリップが効かなかったのも、うなずける。

体の痛みは、時間の経過とともに落ち着いてくると、中々の痛みである事が分かってきた。

けれど、息をしても違和感くらいで、笑うと痛いくらいなので、折れてはいないはず。打撲程度だけど、肋骨は治療のしようがないので、このまま放置するつもり。


だからといって、練習しないわけにも行かない。無理して悪化させてもいけない。難しい治療だなぁ〜


そんな災難に見舞われながらも、業務終了後に 例の森 へ行ってみたところ、カブトムシを4匹もゲットした。
たくさんカブトムシが虫かごにいると、それはそれで気持ち悪い。

もうカブトムシに飽きてしまい、今度はクワガタを探そうと意気込む日々。

仕事が忙しくて、夜遅くに帰っているというのも、うまく昆虫と遭遇できているのだろうから、忙しいときだからこそ、毎日を楽しく過ごしてみようと思う今日この頃

MTBで激坂へ

2019年07月18日 | トレーニング記録
自転車競技を始めた当初、参加していたカテゴリーは、MTB XCOでした。

しかし、プロエリートライダーに師事して頂いていた時、あまりにも下りの速さが違うので、愕然としていたのを覚えています。
そして、さらなる高みを目指して必死に練習しましたが、そうかな?そうかな?と感じていたのですが、改めて師匠から

「君にはMTBの才能がない」

と言われ、当時乗っていたMTBを売却し、ロード一本に集中する事になり、それからはロードにのめりこみました。


それから15年たった今、MTBにも乗っています。

2012年にMTBで下りをミスって、大腿骨、肋骨、鎖骨を折りました。
しかし、MTBに乗ってます。

何故なら、

MTBが好きだから。

MTBで里山を走って、非日常を感じる事ができるのが、唯一のストレス解消法になっています。

あまりの下りの下手くそさに、未だに才能ないなぁと思いますが、それでも乗りたいMTB




そんなMTB好きの、ある日の記録です。

---ここから--


ながーーーい深夜勤務期間が終わり、本日やっとの休日でした。

シフト中は色々ありましたが、中でも出産を控えた奥さんが破水したと知り、仕事を切り上げ、100km以上も離れた病院まで真夜中の道を運転し、無事出産に間に合った若者を見て、家族思いで中々やるなぁ~と感心した。


そんな色々あったものの、久々に夜寝れるのに中々寝付けず、何とか朝を迎えてみると、やはり体のだるさはいつも通りで、このまま一日だらだら寝て過ごそうとも思いましたが、そうすると、一日の終わりに後悔することが目に見えているので、のっそのっそと準備開始

朝飯を割りとしっかり食べて、ボトルにCCD500ml, もう一本に水を入れて、賞味期限切れのスポーツ羊羹を持って出発。


今日もMTBで山へ

特にルートは決めずに、体の調子を見ながら。
思っていた通り、足はフレッシュだけど、心拍が思っていたように上がらないので、足を回して慣れさせる。

ここ数日はローラー練ばかりだったので、久しぶりに外を走ると気分が良い

市街地を抜け、ダンプが爆走する田舎道を戦々恐々と走り抜け、山の麓に来ると、山の上は怪しい雲が



しかし、どんな状況であれ、山を走る気満々でした。痩せるために。
いつも通り、山をかじろう 通称 「山かじ」コースへ




山の中はひんやりしていたものの、あっという間に汗だくに。
丁寧にラインを選んで、先日の踏みかたの反復練習を。

まぁ、登りは割りと一生懸命走って、雪入集落行きの舗装路を下るが、濡れている上に、見た目が凄まじく滑りそうだったので、慎重に。

集落に着くと、路面はドライでびっくり。山と集落でこんなに違うもんか。。。

登り返して、金命水の登りへ
そして、今日も金命水は



独占状態。

金命水は、ここら辺では結構有名で、いつ来ても行列ができているのですが、ここ最近はガランとしている。
まぁ、平日の昼間という事が一番大きいのでしょうけれども。

相変わらず、湧き水は冷たくて旨い。
ボトルに満タンにして、顔を洗ったりもして、かなりスッキリ。

ここまで来るのに、ショッパイ汗がたくさん出て、これはきっと、深夜勤務期間中に食べた、チップスターのせいだなと確信していた。

食べると眠くなるとわかっちゃいるのに、食べてしまう。軽食自販機へ行かなければ良いのに、自然と向かってしまうのは不思議だ。

本格的に痩せるためには、もうここはしっかり自制しないと。

そんな決意が、金命水を飲んだら、沸々と沸き上がってきた。

登りを再開。
このあたりから日が出始めて、蒸し暑さがより増してきた。

登り切って、権現へ向かうトレイルに入るが、分岐を曲がって坂ボブへ向かう下りへ

ここの粘土質の土が剥き出しになっており、中々滑ってコントロールに苦戦。
一旦舗装に出るが、滑る下りを走るイメージが持てず、臆してしまい舗装の弓弦林道を下った。


麓に着き、次どこへ行くかしばし悩んだ。
ちょっと行ってみたい峠があったので、湯袋峠を目指す。

フルーツラインのアップダウンを越え、セイコーマートのある交差点を左に。
そして、その道をひたすら真っ直ぐ進んで、あそこへ向かったのだった。



超がつくほどきつめの急勾配の登りと評判の、裏風返峠

過去に評判を聞いていたが、行ったことなかったので、ふと行ってみようと思って。

写真の先から段々と勾配がきつくなるが、まだまだ走れる。

しかし、急勾配はあまり緩まずに、ずーっとキツさが続く。心拍はそんなに踏んでないのに、180近くまで上がっていた。

蒸し暑さも増し、止めどなく汗が出るわ出るわ


一旦勾配が緩んだと思って、油断したら、その先から急勾配がまた始まり、更にその先から舗装が変わった。ここからが、更に勾配がきつくなった。

なんということだ


たまらず、フロントインナーに落とすが、勾配のキツさは一向に収まらない。足にも負担がかかり続け、次第に呼吸もつらくなる。
こんなに長い急勾配は始めてで、終わりが分からないから、延々と続くキツさに止まりそうになるが、それはそれで情けないので、しっかり踏み直す。


次第に汗で滑って、左のグリップに左手をおけなくなり、しっかり握ろうとすると、力んでフォームが崩れるので、手袋着けてくるんだったと後悔。
急こう配という事もあり、とにかく手が滑る。普段の私の親父ギャグくらいだ。もうどうしようもない笑


汗で滑り、かつ勾配もキツイので、左手が安定しないまま進み、ようやく頂上へ


体重落とさないと、たぶんロードでは登れない。
でも、よい練習場所にはなりそうだ。あまり来たくないけど。


休まずに、そのまま表筑波スカイラインを走る

キツかったものの、足は痙る事なく走れてしまう。まだ追い込み切れてないと感じつつも、さっきの登りはあれでも精一杯だった。でも足に余裕があるということは、出しきっていないのだろう。

うーん。強度を上げるって、難しい(>_<)


表筑波スカイライン→これまた滑りそうな表不動を下り麓へ



宝篋山の頂上に怪しい雲が。
行ってみれば良かったな。頂上はどういった怪しさ具合なのかを知りたかった。


麓の体育館で休憩。
賞味期限切れのスポーツ羊羹を美味しく食べて、三矢サイダーを飲んでから出発。

疲れはかなり感じるものの、足はまだ痙る事もなく走れてしまう。やはり、強度が足りないなと感じながらも、燃料切れ間近の体に鞭打って、何とかなるように、帰宅。


走行時間 4:14:38、2931kcal, max185

昼飯は食わずに、プロテインを多めに摂取。
痩せるぞ~

181231 That's all I have

2018年12月31日 | トレーニング記録
大晦日の本日、無事2018年の仕事納めとなった。

苦手な深夜勤務だったけれど、出社前の仮眠が見事に決まって、2時間ぐっすり眠れたおかげで、比較的クリアーな状態で深夜勤務に臨めたのは非常に良かった。来年に向けて、きっちり出来たのは素晴らしい。

業務を終え、車を綺麗にしようと帰りに洗車場へ寄ったら、写真のようにすんごい渋滞。今年も大掃除する余裕がないので、時間節約のため、朝早く行けば大丈夫かなぁと思ったんですが、甘くなかった~



そんな本日お知らせを。


2018年12月31日 節目となる本日を持って、本Blogの更新を終えます。



2019年からは、気持ちを新たに次の目標へと進んでいきたいので、ここらでビシッと区切りを設けたい。


これからもMTB, Road共に乗り続け、しっかり準備が整えば、2018年に比べるとかなり限られたものになりますが、レースにも参戦していきます。今の自分の環境にあったトレーニング方法やモチベーションを維持するための課題や経験は積み重ねてきているので、それをしっかり継続させて、いずれはしっかり結果として残せるようにしたいためです。このまま終わったら一生後悔しそうなので。


挑戦する事、とりわけ目標に向かって突き進むことで生まれる様々な問題、そして諦めずにそれと向き合い、対処していくという経験を積み重ねることを当たり前のように取り組んでいければ、目指すべきステップアップへ役立て、かつこれを子供達や 同じ目標に向かって仕事をしている若い人達へ、良くも悪くも刺激を与えることができれば良いなとも考えています。


そのための表現するツールは、巷に溢れているので、そのどれかを使ってまた勝手に発信を続けるつもりです。


本日まで、この誤字脱字が多い文章であるにも関わらず、読んで頂きありがとうございました!

181125 くっそぉ~

2018年11月25日 | トレーニング記録
今週は、夜勤以降、体内時計がくるってしまったのか、あるいは寝る前にYou tubeを見てしまっていたからか、眠る事が難しくなってしまっていた。

直ぐに寝れても3時過ぎに起きてしまい、そこからずーっと寝れなかったり、なかなか寝付けずになってしまったり、なかなかうまく寝れずに、月曜からずーっと頭がぼーっとしていた。


11/23はツインリンク茂木で行われる、もてぎエンデューロにエントリーしていたので、これに出るべく準備はしていた。しかし、体調万全とはいかない中、少しでも良い状態で走りたいと思い、前日の11/22は、職場の自販機で販売している「サントリー南アルプスPEAKERビターエナジー」を、ちびちびと一日かけて飲んでいた。

そして帰宅して、レースの準備をして、就寝するが、寝れずに、日付が変わっても一向に眠れる気配がなく、かなり焦っていた。1時過ぎだったかな、ようやく寝れた。



11/23 もてぎエンデューロ当日

5:30に起きて、準備。朝ごはんは食べれる感じではないので、前日に用意していたパスタセットは結局使わず、何も食べずに6:20自宅発。


今回初応援メンバーとなったO島くん、そしておなじみのしばたさんをピックアップして、コンビニで、エナジーバーとマフィンと、前日に取っていたものと同じエナジードリンクを買って、車運転しながらエナジードリンクを飲んでいた。


もてぎは、かつて練習で毎週のように、つくば-茂木を往復していたので、道はナビを見ないでも分かっていたはずだった。

しかし、茂木に入って、今日はいつもと違う道で向かってみようと試みたのが、大失敗。


道を間違えていたようで、いつもと違う景色にしばたさんは気付いていたものの、私はいつもと同じだよ、大丈夫だよ~と気にかけずに進んでいたが、こんなとこ通った事あったっけ?という峠や、見たこともない店を見て、あれ?と気付き、笠間市という看板を見て、ここでようやくロストしている事に気付いた。


急いで来た道を引き返した。
この時点で、8:30を回っていた。レーススタートは、9:14。


また迷わないように、ナビをセットして、到着予定時刻は9:20。間に合わない。

しかし、O島くんがレース要項を確認して、スタートに間に合わなくても走れることを知った。なので、今回は最悪走れるだけでも良しとしようと割り切って現地へ向かう事にした。


けれど、さすがの田舎道。あまり信号がないせいか、前にゆっくり走る軽トラがいても、落ち着いて運転していても。8:50にツインリンク茂木に到着。

駐車場激混みかなぁ~と皆で話していたが、ガラガラで驚いた。


いつもより近い場所に車を止めることができて、直ぐに自転車をセットアップして、便意を催していたので、トイレに行ってから受付しようと思ったが、慌てていたので、ここでもトイレがあるはずの場所を間違えてしまった。

南ゲートに続く道まで来てしまった急いで引き返した道沿いにあった、簡易トイレで用を足して、直ぐに受付へ。


受付したら、レーススタート10分前です のアナウンスが。

参加賞を受け取っても、持って走るわけにはいかず、受付の方にお願いして、レース中預かって頂いた。

ゼッケンをつける余裕がなく、計測チップだけつけて、急いでスタート地点へ。


スタート地点で並んでいる時にゼッケンをつけたかったけれど、このスタートにいくまでに、多くの人がいて、なかなかスタートに辿りつけず、結局レース3分前にやっと最後尾に並べた。


しかし、いつもと様子が違く、当たりを見まわしたら、上級者・中級者・初心者で並ぶところが区切られていて、運悪く初心者に並んでしまった。


7時間がスタートして、移動する際に、各クラスの間にスペースがあって、中級車までたどりつけることができて、一安心。



着ていたウィンドブレーカやゼッケンなどの物品を、サポートメンバーに渡せればよかったが、渡せる状況ではなかったので、背中ポケットに突っ込んで、スタートを待つ。



アップも十分にできず、スタート前の補給も十分でない中、9:14
4時間エンデューロ開始。


少しずつ前へ上がっていって、丁度良い場所を見つけて走っていて、リアルスタートになってから登りで前へ上がるが、まぁスタートして直ぐは、いつも通りカオス状態。下りで何度も落車しそうになる人を見たり、急ブレーキの連続で生きた心地がしない。

我慢我慢と言い聞かせ、2周目の後半でようやく集団が落ち着いてきて、集団内の人数も丁度良い感じになった矢先、4周目の登りで事件が。。。


ホームストレートを終え、下りコーナーを超えて、登り始めた時、少しペースが上がった気がして構わず上っていたら、いきなり


「ドクン」


と心臓がかなり大きく振動した、と思ったら、心臓の振動がいつもと違うこと気付いた。
「ド ド ド ドクンドクン ド ド」
みたいな感じで、一定リズムではない鼓動になったと思ったら、目の前に 無数の斑点のようなものが視界を遮り始めた。


これはヤバいやつだ。。。


直ぐに集団から離脱して、あまり負荷を掛けずに足を回して、落ち着くのをまった。

経験上、止まると余計ひどくなるので、足を回して落ち着くのをまって、その周でピットに入って、呼吸がなかなか落ち着かないので、レースを止めることにした。


しばたさんも異変に気付いてくれて、直ぐにピットに来てくれた。


計測チップを返却し、預かって頂いていた参加賞を受け取り、会場を後にした。


今回も、応援してくれたみんなには悪いことをした。


今回の原因は、数日続いていた睡眠不足に加え、カフェインを取りすぎていた事、そのような状態で、気温が低い中、アップ無しでいきなり上げたので、心臓が悲鳴を上げたんだろう。


失意の中、車へ戻り、片づけをして、カートの練習会を少し眺めてから、ツインリンク茂木を後にした。


その後、昼飯をみんなで食べて、いったん帰宅して、仮眠を取ったら大分体調がよくなった。ただ、街乗りMTBで買い物に行ったら、やはり呼吸に違和感があったので、そのあとは自転車に乗るのを止めた。


バスでつくばへ戻り、わざわざ横浜から来てくれたO田さんと会い、そこから楽しい宴となった。このおかげで、昼間の出来事で一人落ち込むことなく、過ごすことができた。


帰りはバスも終わっていたので、タクシーで帰宅。そして、1時過ぎに就寝したのであった。


翌朝目覚めると、やるせない気持ちでいっぱいで、自転車の事は考えないようにした。このままレースに出るのを止めようか、これからどうしようとか、結論の出そうもない話題が頭を占有していたが、この日は自転車とは関係のない事をして一日を過ごした。
家族のおかげで、良いリフレッシュとなり、楽しい一日になった。



そして本日。

長男と一緒に、祭りへ行って、射的をしていた時のこと。
うまく的に当てられずに、たった1回で射的はもうやらないという長男に

「うまくいかなくても、何回も挑んで、何がいけないのか知って、試していかないと、いつまでたってもうまくならないよ。諦めずに挑戦してみようよ」と言っている自分が、あ、俺もだ とハッとした。

何度も射的に挑戦し、的にコルクの玉が当たるようになった長男を見て、私もしっかり挑戦しないと!と思うようになった。


次に、急に野球やりたいと言いだした長男のリクエストにこたえようと、駅前のバッティングセンターへいき、野球やったことないのに、打席について、フォームを気にせずに果敢に挑んで、ヒットを打つ長男におぉと。1回目はファウルチップでもほめまくったら、だんだんバットに当たるようになって、ヒットを2本くらい打っていた。

調子にのって、2ゲーム目をやったら、1回目の期待もあって、かなり期待していたのだが、すべて空振りという。途中から空振りする度にノーリアクションを貫いていたら、やべーと思ったのか、調子は悪くなる一方だった。やはり子供は褒めないとダメですね。

終わったあと、悔しがらずにあっけらかんとしている長男をみて、それじゃダメだろう!悔しがって、また挑戦するために練習だ!と一緒に素振りの練習をして、一所懸命スイングしている長男を見ていて、ハッと気づいた。



私も腐っていないで、練習しないと。

今回は、明らかに準備の段階がまずく、レースで課題を見つける前に、レースにすらならなかった、本当に最低の状態だ。


子供に偉そうな事を言う前に、まずは自分が改善しないと。


きっと応援してくれているみんなも、結果が出ないであっけらかんとしている自分をみて、きっと良い感じはしないだろうし。。。


やらなくてはならないことはわかっていて、それをしっかりやり切って、ダメなら割り切る事もできるんだし、やらないで終わると後悔以外は何も残らないんだから、きっちりやり抜こうと、改めて思えた一日だった。


なので、まずは寝る前に「Yes or
Yes」のダンスのYoutubeを見るのは止めておこう。いつかの宴会用のネタとしていたが、今は自転車優先で取り組みましょう。