COSMOS

"忠太"奮闘記

懐かしのアンクルトリス

2011-05-20 05:34:53 | ちょいと一杯
~Rセンターでの最近の話題から~
 昭和30年代の初めに庶民の味方として、「洋酒の壽屋」(現在のサントリー)が大衆向けウイスキーとして発売した「トリス・ウイスキー」

 大昔の記憶をたどると、「トリスバー」でストレート・シングル1杯35円(小皿に一つまみのピーナッツもついていた)、同ダブルが50円位、ハイボールは100円位じゃなかったかな?
懐の淋しい学生やサラリーマンには、とてもありがたかった。
 しかし、酒肴の好みも時代とともに変わり、多様化し焼酎やイロモノが人気を集めることになる。
 ウイスキーはハイボールから水割りやオンザロックスに主役の座を奪われることになる。
赤い灯青い灯から遠退いて久しく、巷の情報に疎くなったが、このところハイボールがリバイバルし若い人たちの人気を得ている模様。
チューハイ人気で目覚めたサントリーの作戦が見事に当たりハイボール復活である。

 負けてはならじと、未開梱のダンボールの山からソーダ・サイフォンを探したがガスカートリッジが1ダース見つかっただけ、転居の際処分してしまったらしい。
 ネットで調べたら1~1.5万円近くの値が付いていてちょっと躊躇。

 また、当時トリスバーで無料で配られていた壽屋の広報誌「洋酒天国」(昭和31年創刊、編集委員:開高 健・柳原良平・坂根進の3氏)の話題におよび弾んだ。
そして、柳原良平氏描くところの「アンクル・トリス」がイメージキャラクターとして登場(昭和33年ごろから登場)。
  
このようなクールなドリンカーになりたい“忠太” 無理か?