セミの初鳴きを聞いた。
雨上がりに残された蒸し暑さが、これまでより強くのしかかってきた。
梅雨明けも近いと教えてくれているのかもしれない。
平和の祭典が陽炎に揺れる。
欧米人の放映権に膝まづき、開催国はお祭り騒ぎの分け前を漁る。
非人間的な肉体酷使の継続に喝采し、同胞の栄光に喚起する日が近づいている。
無観客開催という事だけに、オフィシャルスポンサーである各メディアは虎視眈々。
米国大手からの逆配信映像を垂れ流すことになるのか、日本発信となるのかはわからないけれど。
新型コロナの不安を恐怖に替える報道に成功し、今度は五輪のお涙頂戴で一儲け。
与党自民党という名の芸能事務所からは、ピントのズレたタレントばかりだと言われながらも仕事が絶えない。
聞かれた質問に直接答えないし、二度付け禁止と質問は一回だけの珍ルール。
「良い子はマネしないように」のテロップが欲しい。
市井の飲食店は言われなき公的差別と公的虐めに苦しめられる。
科学的エビデンスの示されないままに、仕事をするなとの措置。
更に、「こいつらと付き合わないように」とまでのお触れが出された。
政治はその国の縮図ともいう。
善人となることより、善人と思われることが大切なのかもしれない。
政治家のお偉い方々よ、せめてあなたたちの口から「私は嘘しか申しません」と言っておくれ。
どうせ、訳わかんないんだから。