クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

こんな実験もしてみました!

2016年09月06日 | ヘアケア
何時も聞かれるセーヌ・シリーズのシャンプーにリンスの必要が無いのはなぜか?との質問について、簡単な実験をしてみました
まず、リンスが必要ない理由には毛髪の等電点(毛髪が安定している状態)の移動をさせないままに洗い上げることが出来るからです。

つまりphがアルカリに傾かない安定した状態です。

一般に弱酸性が良いと思われ、多くメーカーが弱酸性に拘り始めています。
しかし、そのほとんどの製品がクエン酸などのph調整剤を加えているために水道水にまぜるとphが中性、もしくはアルカリ性に傾く物が多々あります(これでは弱酸性と言っていても意味がない)

そのため、毛髪の等電点に元に戻すためにリンスが必要になります
(石鹸シャンプーは強アルカリ性なので、酸リンスが必要となります。この時点で毛髪の等電点移動の範囲が広く毛髪はバサバサやパサパサになる

本当に大切なことはphが弱酸性であるとか無いとかではありませんが、それでも私は開発時に水道水の影響も受けないように原料の配合を計算し、作りました。

こんな実験もしてみましたので、目で見えるセーヌの優れた性能をご覧ください。

実験方法1 セーヌ。スカルプシャンプーによるphの安定性
 
水道水にph試薬を入れると中勢の7.0を示します(日本の水道水の基準値は中性に調整されています)

水道水にセーヌ。スカルプシャンプーを混ぜてph試薬を入れるとphは弱酸性に変わります
(この時点でセーヌが水道水の影響を受けない事がわかりますね)


実験方法2 セーヌによる塩素分解排除(水質改善)

水道水に塩素試薬を入れると残留塩素に反応し黄色く変化する

水道水にセーヌ・スカルプシャンプーを入れて塩素試薬を入れると塩素が分解排除され、水道水を浄化しているのが分かる


なぜ、このような素晴らしい結果になるのかは秘密ですが、この実験は私がセーヌシリーズの開発時に毎回チェックし、ph移動や水道水の残留化学物質から頭皮・頭髪を守るために必要な要素の一つでもありました(本当の意味での「水だったんですね」かも知れませんね)

この結果は、セーヌが見た目の美しさや人工的なツルツルの手触りだけに拘らず、本当に『人と環境に優しい』を目指した証です。

普段は目に見えないものですが、この隠れた高性能が高く支持され続けている理由なのかもしれませんね




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