私の20代のころ、
ちょうどバブリーな頃です。
海外旅行に行く人が増えて、
免税店で、化粧品や香水、お酒などをよく買って、
お土産にもらったものですが、
20歳になったころに買ってもらったフレグランスが、
ゲランの「ジャルダン・バガテール」
このフレグランスが大好きで、
若いときは自分の香りにしていました。
で、
大人になったら、「ミツコ」や「夜間飛行」なんかを、さりげなくかっこよく香らせたいものだ、
と思っていたのですが、
そうそう、雰囲気は変わるものでもなく…
元夫は、香水嫌いだったので、ずっとそのまましまっていたのですが、
最近取り出して、
インナーに香りを忍ばせています。
やっぱり恋する女性にはフレグランスが必要だわ。
(って誰に恋してる?ベネさんとか言うなよ、って声が聞こえる。
…ジョークだから…ごめんそこは聞き流して…)
白い花の庭園。トップもミドルもラストも違ったフローラルが香り、
幸福感あふれるノート。
辻仁成が、「嫉妬の香り」として作品に取り上げているようですが、(読んでないけど…)
この幸福感あふれる香りがどう嫉妬に駆り立てたのか…読んでみたい。
ラストノートがとても心地よいので、コットンに含ませて2,3日香りを楽しんでいたり、毎日つけたりしてなかったので、
まだ、半分残ってる。
香水ではなくトワレなので、量も多いのですが。
先日…って半年前ですが、百貨店に行った際に、ゲランのお店に寄って、
この香水が置いてあるか聞いてみたら、
帝国ホテルのお店にはおいてあるけど、年一回ぐらいの不定期のお得意様招待会みたいなのでしかこちらでは買えない、とのことだった。
発売が1983年だし、新しい香水も次々出てるから、ま、しょーがないなあ。
まだ、日本で取扱いありません、とか言われなくてよかった。
以前記事に書いたけど、
BMWよりベンツより、jaguarが好きだってのと一緒で、
シャネルよりディオールより、GUERLAINが好き。
職人技が冴えている感じで。好きな香りも多くて。
やはり私、職人とか気品とかそのあたりに弱い。
プラス、メジャーになりすぎてなくてちょっと控えめな感じ。
そんな雰囲気のものが、昔っから好きなものの基準ですね。