日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

釣り糸で体感!!全反射

2007-09-09 06:27:35 | 中学理科1分野(物理)
夏休みに日本武道館で行われた「科学の祭典」で作ったものです。
透明な釣り糸の先端が緑色に光っています。

作り方は簡単!!

①発光ダイオードを厚紙に固定し、光るよう電池とつなげる。
②切込みを入れたストローを発光ダイオードにかぶせ固定する。
③ストローの中に10cm前後に切り取った釣り糸をどんどん差し込んでいく。

1年生の2学期は凸レンズからスタートしたので、全単元の復習として利用させていただきました。(「曲がっても先端が光る」「はさみで切っても先端が光る」のはどうして~?と)

 昨年は、教科書どうりに、水を入れた1リットルのペットボトルの下方に穴をあけ、出てくる水にレーザーポインタで赤い光を当て全反射を見るという演示をしました。今年は、またまたレーザーポインタがどこにいったか分からず行いませんでした。水を使わない方が手軽に説明できるので結果的には良かったと思います。

余談ですが、「科学の祭典」では大人は体験工作ができません。そこで、息子(4歳児)に参加の抽選にいかせ、作らせました。(親は「補助」としてブースに同席しましたが。)4歳児だけでできることは、釣り糸を切ったりシールを貼るぐらいでしたが、それだけでも「自分でつくった!!」と大満足だったようです。