人はいかに学ぶか―日常的認知の世界 (中公新書) | |
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課題だから読んだ、で済んだのかも知れないけれど、
気になるところが多すぎて、時間をかけてしまいました。
批判的に読む、というよりは
今まで体験したことに意味付けをしながら読んだ感じです。
一番長く時間を割いてしまったのは
第6章「文化のなかの隠れた教育」です。
自分自身が「もの知り」に価値をおく教育を受けてきて、
知識を注入することよりも知識を構成していくことの方が重要だと思いつつ、
価値があるのは「もの知り」だと根底では感じているようです。
IBDPの「TOK(知の理論)」にちょこっと触れたからか、
ここで言う「知識」って何なんだろうとイメージをかなりブレブレしながら読みました。