日本全国、桜前線が渡り、桜満開のお花見シーズンですね。
「春はあけぼのやうやう白くなりゆく山ぎは・・・」有名な「枕草子」の冒頭部分ですが、春に関する時間的な季語がありますね。まずは、
春暁(しゅんぎょう)=夜が明けようとするころ。
春曙(しゅんしょ)=夜がほのぼのと明け始め、モノの見分けができる。
春昼(しゅんちゅう)=冬の寒さからの解放と心の安らぎを感じさせる昼頃
春夕(しゅんせき)=のんびりとした春の夕暮れ。
春宵(しゅんしょう)=夕暮れがすすみ夜になって間もないころ。
春は他の季節と比べて、細やかな時間を表す季語が多く存在します。これは寒い冬から訪れた春に趣きを感じた昔の日本人の心の表れなのかもしれませんね。四季それぞれ味わいを持つ日本に生まれた我ら日本人の感性ですね。
だが、待てよ! 春は花粉症が酷いので嫌いだ~!!