茶道 sadou 吉岡徳仁 Tokujin yoshioka 一光庵 ikoan 佐賀県立美術館
いよいよ新しい元号のスタートが迫ってきましたが、それに合わせるかのように、世界的なガラス工芸家、吉岡徳仁作による全面ガラスの茶室が、東京六本木・国立新美術館正面入口前に展示されました。光がもたらす感覚を追求し、独自の手法で作品を表現してきた吉岡徳仁の代表作でもあります。空間と時間の概念を再考する自然光のもとで変化する表情を見る事ができる。詩的な光景を浮かびあがらせ、茶道のわび、さび、の感覚を自然光のもとで表現できる利休も驚きの茶室ですね。床は畳の目を表現した波状のガラスにし、光の拡散や集光が楽しめる、特ににじり口(入口)にはこだわりを見せており、入口は違う次元に入る場所だからという利休の教えを守り、それを開ける瞬間が大切なものと、こだわりの作品になってるようです。我がヤンGも茶道を嗜んでいる一人として、「古きを知り新しきものに挑む」茶道の精神にピッタリのこのガラスの茶室には興味が沸いてきますね。
〇公開は4月17日より2021年5月10日まで!