夕顔の花 唄:野村将希 歌詞付き
朝の連続ドラマ「らんまん」をたまに見ていますが、「ユウガオ」では植物研究室の人たち、特に女性が解き放たれていく。その代表は助教授徳永であり、実業家高藤の妻弥江であります。西洋かぶれでワンマンの田辺教授には誰も何も言えないでいる状況ですが、万太郎の好きなものにマッスグに向かっていく姿に影響されていく様子。明治時代の女性には「待つ」ということが強く求められていたようで、万太郎と寿恵子が「待つ」という約束を交わさずともお互い求めあい自分のやるべきことを完遂したうえで会いに行く能動性は実にすがすがしいもの、とりわけ寿恵子が万太郎の住むクサ長屋に自ら訪ねてきて、自ら万太郎の胸に飛び込むところなど、この時代の女性の自立があらわれいて爽快でありました。寿恵子の行動にはとても印象に残りました。
「ゆうがお」の花言葉は「夜」「はかない恋」などあり、夏の夕方に咲いて翌日の午前中にはしぼんでしまうことに由来してるそうです。
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