源氏物語・桐壷「光源氏の誕生」朗読|原文・現代語訳
NHK大河ドラマ「光る君へ」がいよいよ佳境に入ってきました。清少納言が書いた「枕草子」が宮中で話題になってる最中、まひろが書く物語が四条宮の女性たちに大評判となり、「面白い物語を描く女」として噂が道長の耳にもはいりました。道長は安部清明のコトバもあって道長がまひろを訪ねて再会します。ドラマではまひろの声で「いづれの御時にか」と流れましたが・・・まひろは「御時」を「おおんとき」と読み上げましたので、聞いていた私は「御時」は「おんとき」ではないの?と反応してしまいましたが・・・なにしろ書いた本人が読んだのですからね。でも平安時代にはそうよんだのでしょうね。と理解はしましたが・・・これは源氏物語の初刊「桐壺の巻」の始めの書き出しが「どの帝の御代だったでしょうか、女御や更衣が大勢仕える中に、それほど身分の高くないのに、帝の寵愛を一身に受ける桐壺更衣がいました」とあります。病死した桐壺更衣の未練の歌です。「かぎりとて別るる道の悲しきにいかまほしきは命なりけり。
「源氏物語」で最初に詠まれた歌です。印象にのこる歌ですね。