大賞のCANYON Grail CFRに次いで全員から満遍なく票を得たcannondaleのSuperSix Evo LAB71がベストコンペティティブロード賞を受賞しています。昨年秋に最下級グレードとはいえ、第4世代のSupersix EVOを選んだ身としては嬉しい限りです。
それにしても、マチュー・ファン・デル・プールの活躍もあり、ここのところCANYONのバイクを目にすることが多くなりました。グランツールでの総合優勝こそありませんが、ロードレースでもシクロクロスでもアルカンシエル(世界選手権ジャージ)を獲得しているのです。
私の世代ではTREK(ランス・アームストロング)やSPECIALIZED(アルベルト。コンタドール)やPINALLERO(クリス・フルーム)等が憧れのブランドでしたが、今はCOLNAGOやCERVELOやCANYONのバイクがグランツールを席捲している感じです。ライダーが変わればバイクメーカーも大きく変わるというのがトッププロの世界なのでしょう。
ただ、トッププロ選手が使用するバイクが私たちホビーライダーに適しているかというと必ずしも必ずしもそうではないことも少なくありません。例えば、今回コンペティティブロード賞を受賞したSuperSix Evo LAB71はcannondaleがこれまで上級モデルだったHi-Modのさらに上のグレードとして開発した最上級モデルで、価格は180万円と超高額です。
大賞にノミネートされているSPECIALIZED S-Works Tarmac SL8も1,793,000円、BIANCHI Specialissima RCにいたっては1,947,000円です(価格は全て税込み)。
こうした価格に見合うパフォーマンスが私のようなホビーライダーに出せるかどうかは言うまでもないでしょう。F1マシーンは手に入れられなくても、トッププロが使用しているのと同じバイクを手に入れることが不可能ではないので、無理をしてでも乗ってみたいと思わせてしまう魔力も持ち合わせているのがロードバイクなのですが…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます