ここまでGIANTの2011年モデルの動向をロードレーサーを中心に追ってきましたが、今日はESCAPEシリーズについて2011年モデルの動向を見ていこうと思います。
ESCAPEシリーズといえば日本では定番となっているクロスバイクですが、オーストラリアでは発売がなく、アメリカでも女性用も含めても3モデルの発売しかないことが分りました。
ESCAPEの2011年モデルで注目すべき点は2010年モデルまで存在したESCAPE R ALLIANCEやR1、R2といったモデルはカタログ落ちとなったことと、その替わりに「ESCAPE RX」シリーズが新登場したことでしょう。
クロスバイクでありながら新型105コンポーネントを搭載するESCAPE RX1(税込157,500円)。2010年のESCAPE R ALLIANCEと同じパーツが採用されているようですが、フレームはALLUX。重量はクロスバイクでありながら9.5kg。フレームデザインもDEFYシリーズに似た形状になっていて、欧米で発売されているRapidシリーズとも異なります。
ESCAPE R ALLIANCEにはA-CLASS ALX280 Wheelsetが装着されていましたが、ESCAPE RX1には写真で見る限りDT-SWISSのホイールセットが装備されるようです。このホイールを見ただけでも心が動かされます・・・こんなクロスバイクで自転車通勤ができたら最高だろうなぁという気にさせられる1台です。
価格がTCR1と同じですから来年の購入候補にはなりませんが、お金に余裕があればセカンドバイクとして是非1台傍において置きたいと思ってしまいます。Tiagura搭載のESCAPE RX2も9.9kgと10kgを切る車重ではありますが、ホイールセットがGIANT製になるようなので魅力は半減です。ならばコンポは2300でもESCAPE RX3でしょう。フレームデザインはESCAPE RX1と全く同じで重量は10.6kgで価格は66,150円(税込)とお手頃ですから。
ただ、ESCAPE RX3はフレームは上位モデルと共通ですが、フロントフォークはアルミです(RX1とRX2はカーボンフォーク)。まぁちょっと贅沢なESCAPEシリーズかなあといった感じでしょうか?ESCAPR R3がちょっと定番過ぎてとお感じの方にはお奨めの1品かもしれません。シートポストはサスペンションタイプではありませんのでより早くを考えるならこちらになるのでしょう。ESCAPE R3とはフレームデザインが全くちがいます。
今回のAL-700Xの大改造でも痛感したことですが、自転車にとってホイールセットは非常に重要なパーツですから、ESCAPEシリーズで真っ先に交換するのがシートポストだとしても次は必ずホイールを交換したくなるはずです。前がトリプルならば後ろは8段で十分ですから、ESCAPE RX3にしてホイールをA-CLSSのものに換えてみるというのを是非お奨めしたいと思います。ただ、クロスバイクの場合はリアのエンド幅の問題があるのでホイール交換もままならないのですが、ESCAPE RXシリーズはフレームデザインを見る限りリアエンド幅は130mmのような気がするのですが・・・まぁこれはカタログを入手してみなければ分らないのですが・・・
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