dai の weblog 趣味日記

私のアキバ系趣味日記
(引っ越して来ました)

変換番長PROの動作改善

2024年06月21日 | デジタル・インターネット
オールドPCを複数台運用すると、どうしてもまずストレージの問題にぶつかります。
当時運用していたHDDはSCSI(今回はSASIは除外)接続で、どうしても昔運用していたものを使用する必要があります。
しかし、HDDは部品の中でも最も壊れやすい部品の一つで、かくいう私の手元にも現在動作するSCSIのHDDは2台しか
ありません。他は壊れて動かなくなってしまいました。
で、CF等のフラッシュメモリを使用するハードの導入は必須。私もSCSIカードリーダーか変換番長というハードを導入
して使っています。
私は初代変換番長2台、PRO2台を所有して使用していますが、1台のPROだけどうしても遅すぎて運用に適さず、非常
に困っておりました。



この変換番長PRO、もう1台のPROと比較して異常に遅く、ドライブコピーを行うと1日経っても終了しない(使えている
PROは数十分で終了する)というような状況で、あれやこれややってみたんですが改善せず、ハードが壊れているんじゃな
いかと運用をあきらめていたものです。
変換番長PROというハード、CF内にイメージファイルをコピーして運用するものなのですが、イメージファイル内のファイ
ル数が多くなると少しづつ遅くなる。これを回避するためにできるだけ大きなクラスタサイズで’CFをフォーマットすれば
良いという情報は聞いていたのですが、もう片方のPROが普通に動いているので、これが原因ではなかろうと思っていまし
た。
この度、変換番長V4というハードが新規発表されたので、さっそく発注。発注後公式HPを見ていて、この遅いPROについ
ても質問してみようと思い、状況をメールしてみました。
返答がすぐあり、(本当にありがとうございました。感謝。)PROにも遅いものが存在し、大きなクラスタサイズでフォーマ
ットすることで改善されるらしいという事がわかりました。さっそく作業です。

 

CFはこういったアダプターを介して接続しています。CFが少なくなりつつある昨今、これは非常に貴重なハードです。(とい
ってもこのアダプターの数が少ないのですが)
イメージファイルを別の場所に退避し、再フォーマットします。元々大きなファイルですから、思い切ってクラスタサイズ最
大値でフォーマットします。

 

フォーマット後、退避していたイメージファイルを書き戻し、取り付けて確認です。
今回の確認はX68000コンパクト。

  

結果、あっさりと動作改善。思った速度が出るようになりました。ここ2年間の私の苦労はなんだったんだろう。早く質問して
おけばよかった。

  

  

アプリケーションをいくつか起動して動かしてみます。24Mhzでの動作もOK。



このコンパクト、FDDが不調だったり、音声が片チャンネルしか出ない等、まだ手入れが必要なのですが、取り掛かれるのは
いつのことやら。まだまだ元気に頑張って欲しいところです。


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