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本当に残暑も厳しいです。ジム以外には出歩く気にもなりません。最近、目が疲れやすくてスマホや本を長時間見ている事ができません。という事で映画を見ています。
ある男
弁護士の城戸は、かつての依頼者・里枝から、亡くなった夫・大祐の身元調査をして欲しいという奇妙な相談を受ける。里枝は離婚を経験後に子どもを連れて故郷へ帰り、やがて出会った大祐と再婚、新たに生まれた子どもと4人で幸せな家庭を築いていたが、大祐は不慮の事故で帰らぬ人となった。ところが、長年疎遠になっていた大祐の兄が、遺影に写っているのは大祐ではないと話したことから、愛したはずの夫が全くの別人だったことが判明したのだ。城戸は男の正体を追う中で様々な人物と出会い、驚くべき真実に近づいていく、、、というアラスジです。
序盤はわりと淡々とした恋愛ドラマの様な雰囲気で、大祐の事故死から突然サスペンス色が強くなり、この辺から目が離せなくなります。ミステリーの様でもあり、原作の面白さが伝わってきます。終盤はサスペンスにヒューマンドラマ的な要素が強く出てきます。弁護士城戸が、在日三世というコンプレックスと葛藤する姿がもひとつのテーマです。それを隠そうとすること、本当の自分を消して、別の誰かになりたいという側面は誰にでもある、という事かな?ストーリーもさることながら、演技派を揃えたキャスティングでもあり、完成度の高い作品だと思いました。+0.5
エル・プラネタ
ロンドンでの学生生活を終え、母が暮らすスペインの海辺の田舎町ヒホンに帰郷した駆け出しスタイリストのレオ。しかし母は破産寸前の状態で、アパートも立ち退きを迫られていた。母娘は崖っぷちの生活に追い込まれながらも、SNS映えするスタイリッシュな暮らしを求め、身の回りのものを売り、ハッタリをきかせてお金を稼ぎ、どうにかその日を生きていく。そんなある日、チープな雑貨店を訪れた母娘は、ロンドンから来たというハンサムな店員と知り合うが……。
アメリカとスペインの合作ですが、いにしえのフランス映画の雰囲気が出ていて、私は好きです。主人公と母親の、貧乏ながらもお洒落は止められないという生活にはぶりには、少々イラッとさせられます。中国系のショップ店員とのくだりはちょっと可哀そう、、、展開にもややフランス映画の無機質感が漂っています。ちょっとお洒落なインディーズ映画です。+0.5
MEN 同じ顔の男たち
夫の死を目撃してしまったハーパーは、心の傷を癒すためイギリスの田舎町へやって来る。彼女は豪華なカントリーハウスの管理人ジェフリーと出会うが、街へ出かけると少年や牧師、警官に至るまで出会う男すべてがジェフリーと全く同じ顔だった。さらに廃トンネルから謎の影がついてきたり、木から大量の林檎が落下したり、夫の死がフラッシュバックするなど不穏な出来事が続発。ハーパーを襲う得体の知れない恐怖は、徐々にその正体を現し始める、、というアラスジです。
サスペンススリラーというカテゴリーですが、ややホラーに寄っているかもしれません。元カレの自殺がトラウマとなって、それと葛藤する中、突如現れる全裸の不気味な男。これがトラウマの象徴なのかと思いましたが、後半はいやな男が次々と現れてきます。結局は全ての男が敵と言う様な、古典的な教訓なのかなぁ。イギリスの現代ものではありますが、古い豪邸とそれを囲む森に、様式美的な世界観を感じました。そこは私も良いなぁと思いました。
マッドマックス
暴走族による殺人が横行する荒廃した近未来。凶悪犯ナイトライダーは暴走族追跡用のパトカー「インターセプター」を警察から奪って逃走するが、敏腕警官マックス・ロカタンスキーに追い詰められ事故死する。ナイトライダーの友人トーカッター率いる暴走族は、報復のためマックスの同僚グースを殺害。マックスはこの事件をきっかけに引退を決意し、家族と休養の旅に出る。しかし旅先でトーカッターの手下に愛する妻子を奪われ、復讐を果たすべくたった1人で壮絶な闘いに身を投じていく、、、、というアラスジです。
御存知マッドマックスシリーズの1作目です。もちろん見てはいるのですが、なにせ中高生時代の上に、2作目以降の印象が強すぎて、1作目の記憶がありませんでした。ちょっとアマプラでみつけて、拝見してみました。製作費の予算が少なった様で、近未来という雰囲気が少なく、全体的にチープな感じは否めませんでしたが、ストーリーや演出が素晴らしく、これがヒットした為に、2作目には大きな予算がついたのだそうです。リベンジに燃え上がるマックスの姿がカッコイイ。早速2作目を見るハメになりました。+0.5
昔はDVDやビデオで映画を見ていて、つまらないと早送りしたりもしましたが、このレビューを書く様になってから、それも出来なくなりました。本当につまらない映画も最後までちゃんと見る時間がもったいないです。あまりにもつまらないのは、レビューも書かないで、途中で見るのを止めたほうが良いかもしれません。58歳にもなると、時間の大切さが身に染みます。
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