ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

【音楽/映画/本】最近見た聴いた映画と音楽と本レビュー 2024.10.1

2024-10-15 07:50:30 | 映画・DVDレビュー

鶴岡市・酒田市・庄内町のリサイクル品の買取り&販売はリサイクルショップハローズ
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今回は良い映画を2本見る事ができました。花腐しは芸術の秋にふさわしい良い作品でした。

マッドマックス/フュリオサ

世界の崩壊から45年。暴君ディメンタス将軍の率いるバイカー軍団の手に落ち、故郷や家族、すべてを奪われたフュリオサは、ディメンタス将軍と鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーが土地の覇権を争う、狂気に満ちた世界と対峙することになる。狂ったものだけが生き残れる過酷な世界で、フュリオサは復讐のため、そして故郷に帰るため、人生を懸けて修羅の道を歩む、、、というアラスジです。

マッドマックスの前作『怒りのデスロード』のフュリオサが、いかにして戦士になったのかを描いたスピンオフ的な作品です。前作同様の荒廃した近未来の世界観が凄い。ギミックや衣装、装飾品にもその世界観が反映されています。カーチェイスや戦闘シーンも捻りを感じます。アイディアが素晴らしい。壮絶なまでの表現力に圧倒されそうになりますが、ストーリー的にラストが少々おとなし過ぎではないだろうか?そこがかなり残念でした。エンドロールにちょっとした仕掛けがあり、ここは見逃せない。

花腐し

廃れていくピンク映画業界で⽣きる映画監督・栩⾕と脚本家志望だった男・伊関、そしてふたりが愛したひとりの⼥優・祥⼦。タイトルに引⽤された万葉集の和歌「花腐し」とは、きれいに咲いた卯⽊(うつぎ)の花をも腐らせてしまう、じっとりと降りしきる⾬を表現している。そのタイトル通り、梅⾬のある⽇に出会った栩⾕と伊関は、⾃分たちの愛した⼥について語り始める。そして、三⼈がしがみついてきた映画への夢がボロボロと崩れ始める中、それぞれの⼈⽣が交錯していく、、、というアラスジです。

とても良かった「火口のふたり」の荒井晴彦監督の映画です。時間軸をわかりやすくする為に、過去の話はカラーで、現在はモノクロとなっています。モノクロの方ではジムジャームッシュ的な手法があったり、演出には拘りを感じます。ストーリーは文学的です。いにしえの日本文学の香りがします。栩谷と伊関の2人の男の掛け合いが非常に面白いです。全編において喪失感が漂う中、この2人にはほんのり薄暗い灯を感じます。もっとドロドロした愛憎物かと思ったのですが、そうでもありません。見やすいと思います。+0.5

 

ここからは音楽です。新曲のネタはラジオからの情報ですが、それがどうかしましたか(笑)。

City Lights/The Waeve

グレアム・コクソン(Blur)とローズ・エリナー・ドゥーガルのユニットバンドです。Blurのギタリストだけあって、攻撃的なギターが印象的です。

 

She's the one/Rat Boy

UKバンドらしさが随所に、これ大好き。ポップなのですが、ブラックミュージックに影響されたと感じるコーラスやホーンが素敵です。

 

PanicAttack/JudasPriest

ジューダスプリーストのZepYOKOHAMAライブの、一般スタンディング席当選しました。いっぱいヘッドバンギングしてきます。

 

もうひとりの俺/矢沢永吉×布袋寅泰 

NHKのSONGSの企画だった様ですが、永ちゃんのこだわりが凄い。それを1回で応える布袋も凄い。超超超一流って、こうなんですね。

 

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【音楽/映画/本】最近見た聴いた映画と音楽と本レビュー 2024.10.1

2024-10-01 07:56:41 | 映画・DVDレビュー

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今日から10月です。読書の秋という事ですが、読書の秋にふさわしい読書はしておりません。政治的な本で、ここで紹介できる様な本でもありませんので、やはり今回も映画と音楽になります。久し振りに漱石のこころでも読もうかな?

ボーはおそれている

日常のささいなことでも不安になってしまう怖がりの男ボーは、つい先ほどまで電話で会話していた母が突然、怪死したことを知る。母のもとへ駆けつけようとアパートの玄関を出ると、そこはもう“いつもの日常”ではなかった。その後も奇妙で予想外な出来事が次々と起こり、現実なのか妄想なのかも分からないまま、ボーの里帰りはいつしか壮大な旅へと変貌していく、、、というアラスジです。

衝撃的だったミッドサマーのアリアスター監督の作品という事で、期待に胸を膨らませて拝見しました。グロ描写もあり、全裸もありとにかくカオスです。ぶっ飛んだストーリーで、その世界観に追いつくのが大変でした。シュールと言えばシュールなのですが、核心をみつけるのが、一苦労でした。結局は顔を無くした母はコンフレックスの象徴だったのかな?その支配に怯えている様が印象的でした。+0.5

 

落下の解剖学

人里離れた雪山の山荘で、視覚障がいをもつ11歳の少年が血を流して倒れていた父親を発見し、悲鳴を聞いた母親が救助を要請するが、父親はすでに息絶えていた。当初は転落死と思われたが、その死には不審な点も多く、前日に夫婦ゲンカをしていたことなどから、妻であるベストセラー作家のサンドラに夫殺しの疑いがかけられていく。息子に対して必死に自らの無罪を主張するサンドラだったが、事件の真相が明らかになっていくなかで、仲むつまじいと思われていた家族像とは裏腹の、夫婦のあいだに隠された秘密や嘘が露わになっていく。

2023年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した作品です。不審な死をとげた旦那、その妻にかけられた罪の行方を追うストーリーです。法廷と事件の前日に録音されていた夫婦のやり取りがメインになり、とにかくこの夫婦のアー言えばコー言う的な、激しいディベイトには少々うんざりさせられます。ただ、そこがこの映画の特異な部分で、ミステリーでありながら、その事実も明らかにならず、ただ裁判では〇罪という結審で終わるのです。ミステリーに見せかけ、この夫婦の壮絶な夫婦喧嘩がこの映画の見どころなのです。かなり奇をてらっています。

 

最近、大御所の新譜が続いていますが、なんとジョンケイルもニューアルバムをリリースしました。82歳ですよ(笑)。この曲もとってもポップなのですが、いにしえのニューウェーブ的なアプローチもあり、凄く気持ちの良い曲です。

John Cale - Davies and Wales (Official Video)

 

こちらもジョンケイル程ではありませんが、もうベテランの域のプライマルスクリームもニューアルバム。オルタナサウンドでありながら、心地よい軽めのファンクです。

Primal Scream - Love Insurrection (Official Visualiser)

 

↓BOOWYと44Magnumというちょっと変わったライブセッション。AEROSMITHのカバーですが、氷室さんだけいない(笑)。

 

ストレス解消に、年末に来日するジューダスのライブに行きたかったのですが、現状の人手不足では無理かな?ロブハルフォード&パンテラを聴いて、やっぱり行きたいと更にストレス(笑)。ペインキラーで思いっきり暴れたいなぁ。

 

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【音楽/映画/本】最近見た聴いた映画と音楽と本レビュー 2024.9.17

2024-09-17 08:00:00 | 映画・DVDレビュー

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レジェンド&バタフライ

格好ばかりで「大うつけ」と呼ばれる尾張の織田信長は、敵対する隣国・美濃の濃姫と政略結婚する。信長は嫁いで来た濃姫を尊大な態度で迎え、勝ち気な濃姫も臆さぬ物言いで信長に対抗。最悪な出会いを果たした2人は、互いを出し抜いて寝首をかこうと一触即発状態にあった。そんなある日、尾張に今川義元の大軍が攻め込んでくる。圧倒的な戦力差に絶望しそうになる信長だったが、濃姫の言葉に励まされ、2人は共に戦術を練って奇跡的な勝利を収める。いつしか強い絆で結ばれるようになった信長と濃姫は、天下統一へと向かって共に歩み出す、、、というアラスジです。

東映70周年記念作品で、木村拓哉と綾瀬はるかをキャスティングした割に、興行成績はイマイチだった様で、あまり期待せずに拝見しました。織田信長と濃姫のラブストーリーという折りこみでしたが、単純に戦国ものとして面白かったです。戦闘シーンも迫力があり、城などのCGもとてもリアルで、娯楽としての映画の出来は良いと思いました。ラスト前にちょっとファンタジーが導入されているのもサプライズだったし、満足度の高い映画でした。綾瀬はるかの魅力全開でした。史実がブレていたのは、ラブストーリーという事で仕方がなかったのかな?

 

ONE LOVE/ボブ・マーリー

1976年、カリブ海の小国ジャマイカは独立後の混乱から政情が安定せず、2大政党が対立していた。30歳にして国民的アーティストとなったボブ・マーリーは、その人気を利用しようとする政治闘争に巻き込まれ、同年12月3日に暗殺未遂事件に遭う。2日後、マーリーは怪我をおして「スマイル・ジャマイカ・コンサート」に出演した後、身の安全のためロンドンへ逃れる。名盤「エクソダス」の発表やヨーロッパツアーを経て、世界的スターの階段を駆け上がっていくマーリーだったが、その一方で母国ジャマイカの政情はさらに不安定となり、内戦の危機が迫っていた、、というアラスジです。

ボブ・マーリーは20代に本当によく聴いていましたので、当然その生涯についても知っていました。ジャマイカの政治的な混乱が背景にあるのですが、そこの表現が少々乏しいと感じました。スタジオでの葛藤もリアルさに欠けているのは演出が悪いのかなぁ?ボブ・マーリーの激動の生涯を語るには、物足りない映画でした。ただただ、作品に挿入される曲が懐かしくて、そこは本当に心地よかったと思います。

 

The Emptiness Machine/Linkin Park 

ヴォーカリストのチェスター・ベニントンの死去で、長らく活動していなかったリンキンパークですが、この度女性ヴォーカリストのエミリー・アームストロングを迎えて復活しました。先行配信されたThe Emptiness Machineがこれぞミクスチャーという感じ。クールでカッコイイ。アルバムが楽しみです。再結成したオアシスの動向も気になります。

 

Between two points/David Gilmour

ピンク・フロイドのギタリストのデヴィッド・ギルモアが9年振りのアルバム『邂逅』がリリースされました。ギターの音はもうギルモア以外のなにものでもありません。確立された世界観もしっかりそのまま、これぞギルモアです。

 

Lazy Sod/Deep Purple

ディープパープルもニューアルバムをリリースしました。今のパープルを語る度に『リッチーのいないパープルなんて、、、』と言っているのですが、この曲、、いにしえのパープルを感じます。キーボードのドン・エイリーなんか、ジョン・ロードが蘇ったかのようなサウンド。全編こんなだったら聴いてみようかな(笑)。

 

キャンディーズは私が中学1年の時に解散しましたので、そんなに聴きこんだ記憶はありませんが、洋楽のカバーをよくやっていたのは、その後知りました。なんとスティービー・ワンダーのSirDukeもカバーしていたとは。ダンスも可愛いし、とってもファンキーです。

当時はあまり興味がありませんでしたが、キャンディーズは3者3様の可愛らしさがあると思います。本当に魅力的なユニットですよね。『ピンクレディーではどっちが好き?』と『キャンディーズでは誰が好き?』はアルアルの質問でしたが、興味のなかった私は適当に、スーちゃんと言ったり、ミキちゃんと言ったり、ランちゃんと言ったりしていました。今なら『ミキちゃん』かもしれません(笑)。

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【音楽/映画/本】最近見た聴いた映画と音楽と本レビュー 2024.9.10

2024-09-10 07:59:54 | 映画・DVDレビュー

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コロナ禍の頃から、映画レビューとして4本紹介していましたが、どうも映画を見なければという、暗黙のプレッシャーがあった様です。ゆえにつまらない作品に当たる事も多かったのかと気づきました。今回からは映画2本に、音楽の紹介をしたいと思います。できれば本も紹介したいのです。

宇宙人のあいつ

人間の生態調査のため、23年前に土星から来た宇宙人は、真田家四兄妹の次男・日出男として、長男・夢二、長女・想乃、三男・詩文と暮らしていた。家族というものがわからない日出男は、夢二から、家族とは自分よりも大切なものがあることだと教えられる。真田家のさまざまな問題が起こる中、日出男が地球を離れる日が近づいてくる。日出男に残された時間はあと3日間。人間としてやり残したことをやり遂げるため、日出男の地球での最後の奮闘がはじまる。

家族を取り巻く人間ドラマですが、コミックタッチに表現されていて、サクサク見ることができます。意識してB級感を出しているところも良いです。でも終わり方、オチがどうもイマイチでした。奇想天外なストーリーですので、そこが肝心だと思うので、ちょっと残念でした。

 

バカ塗りの娘

青森県弘前市。青木美也子は高校卒業後もやりたいことが見つからず、家計を助けるためスーパーで働いている。何をやってもうまくいかず自分に自信を持てない彼女だったが、津軽塗職人である父の手伝いだけは夢中になれた。しかし父は業界の斜陽とともに気力を失い、いつしか家族もバラバラになっていた。貧しい暮らしと父の身勝手さに愛想を尽かして出ていった母と、家を継がず美容師になった兄。そんな家族の中で、津軽塗の道に進みたいと言い出せない美也子だったが……というアラスジです。

とにかく台詞が少なく、淡々とした映画です。それゆえにたまに発せられる言葉が重い。津軽塗という職を通しての、父と娘の親子関係がメインですが、そこに割って入る兄貴のいろいろ(笑)。ここまで書くと重苦しい映画の様に思われるかもしれませんが、私にとっては漆塗りのシーンも興味深く、家族の問題もしっくり落ち着き、素敵な映画だと思いました。

 

セプテンバー/竹内まりや

先日、山下達郎さんのラジオ番組で、このセプテンバーは竹内まりやさん自身も好きな曲だそうです。いやぁ夏の終わりという空気は感じますが、まだ9月という感じはしません。

 

All in may head/The LindaLindas

リンダリンダスが新曲をリリースしました。ご存じリンダリンダスはその名の通り、ブルーハーツにも影響を受けた、アメリカのガールズパンクバンドで、リンダリンダのカバーもしています。私も聴いたことがありますが、中途半端にパンク色を出した感が強く、メロコアが流行った当時のパンクが好きなら、全力でそれをやるべきと批判的に見ておりましたが、今回の新譜はパンクというよりパワーポップ。ふっきれた様なポップで本当に良い曲です。これがリンダリンダスの生きる道。

 

Dharma(達磨楽隊) live at Taiwan Death Fest

ちょっと怖いデスメタルバンド。Dharmaという仏教デスメタル。デス(死)と仏教って、まぁ相関関係は強いですが(笑)。激しいメタルのバッキングにお経と、カンカンという木の打楽器。この前来日してライブを行ったそうデス。見たいような、見たくないような(笑)。

 

MarilynManson/AsSickAsTheSecretsWithin

ミクスチャーの重鎮、奇人マリリンマンソンも新譜をリリースしました。これはマリリンマンソンらしい、インダストリアルで怪しげな曲です。5年振りだったかも、やはり期待を裏切りません。

 

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【DVD/映画】最近見た映画 2024.8.29

2024-08-29 07:51:56 | 映画・DVDレビュー

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夏はイベントも多く、ライブの為のギターの練習や、長男の帰省でお出かけと、なかなか映画を見る暇もなく、HDDには録画したものがたまるばかりです。

ゴジラ-1.0

戦争によってなにもかもを失った日本は、焦土と化していた。戦争から生還するも、両親を失った敷島浩一は、焼け野原の日本を一人強く生きる女性、大石典子に出会う。戦争を生き延びた人々が日本復興を目指すなか、追い打ちをかけるかのように、謎の巨大怪獣ゴジラが出現。圧倒的な力を持つゴジラに、人々は抗うすべを模索する、、、というアラスジです。

とにかくVFXが圧巻。凄くリアルで臨場感があります。もうこれだけで十分元が取れる映画ですが、ストーリーも面白かったです。ウジウジした神木君演ずる主人公にはイラッとしますが、そこは狙いだったのかもしれません。特攻して終わり?いやいや、、からの実は生きていたよどっちも。ベタでもこういうちゃんとした終わり方は大好きです。まだ続きそうなラストでしたが、今度はもっともな方法でやっつけましょう。+0.5

 

探偵マーロウ

ある日、私立探偵フィリップ・マーロウの事務所にブロンド美女のクレアが現れ、“突然姿を消した愛人を探してほしい”と依頼する。早速調査を開始したマーロウは、映画業界で働いていたその男が、すでにひき逃げ事故で殺されていた事実を突き止める。しかしクレアはその報告を受け入れず、彼を街で見かけたと明かして調査を続けるよう迫る。そんなマーロウの前に、やがてハリウッドの闇が大きく立ちはだかるのだったが…というアラスジです。

レイモンド・チャンドラー原作の有名な探偵もので、1939年のハリウッドが舞台の映画です。その時代の雰囲気がとても良く感じます。探偵マーロウとしてのキャラはたっていたし、途中までは面白かったのですが、ミステリーとしての落としどころ、肝心の部分がいまいちでした。途中で展開が見えて、そのまま終わってしまうのです(涙)。+0.5

 

裸足になって

内戦の傷跡が残る北アフリカのイスラム国家アルジェリア。バレエダンサーを夢見る少女フーリアは、男に階段から突き落とされて大ケガを負い、踊ることも声を出すこともできなくなってしまう。失意の底にいた彼女がリハビリ施設で出会ったのは、それぞれ心に傷を抱えるろう者の女性たちだった。フーリアは彼女たちにダンスを教えることで、生きる情熱を取り戻していく、、、というアラスジです。

2023年公開のフランスとアルジェリアの合作です。背景にあるアルジェリア国内の不安定な情勢を、その儚さを上手に表現していると思います。やはりフランス映画の色が強い演出、カメラワークを感じます。理不尽にも苦境に陥った主人公の強さが現れていますが、そこまでの過程がちょっと切なくなります。情勢不安な国での女性の地位向上をというテーマだと思います。重さを感じさせないところが素晴らしい。+.05

 

エクソシスト\信じる者

ビクターは12年前に妻を亡くし、娘のアンジェラを1人で育てている。ある日、アンジェラが親友キャサリンと一緒に森へ出かけたまま行方不明になってしまう。3日後、2人は無事に保護されるがその様子はどこかおかしく、突然暴れたり叫んだりと常軌を逸した行動を繰り返す。ビクターは50年前に同じような経験から愛娘を守り抜いた過去を持つクリス・マクニールに助けを求め、悪魔祓いの儀式を始めるが……というアラスジです。

あのエクソシストの続編という事です。確かにリーガンの魂というくだりもあったり、かの名曲TubularBellsのアレンジ曲が流れたりしていますが、本当にそこのみです。ストーリー的にも纏まってはいるのですが、単純すぎて物足りませんでしたし、ホラー映画に必須のハラハラドキドキも少なくて、ちょっと残念な作品でした。+0.5

今回は全て新作~準新作でした。ジャンルもいろいろで評価もいろいろ(笑)。冒頭でも申し上げましたが、イベントの多いこの季節、残念な作品を見た虚無感が半端ありません。

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【DVD/映画】最近見た映画 2024.8.6

2024-08-06 08:00:00 | 映画・DVDレビュー

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夏という事もありまして、ホラーを3作選びました。鬼太郎はホラーかなぁ(笑)。

Talk to me/トークトゥミー

2年前の母の死と向き合えずにいる高校生ミアは、友人からSNSで話題の「90秒憑依チャレンジ」に誘われ、気晴らしに参加してみることに。それは呪われているという“手”のかたちをした置物を握って「トーク・トゥ・ミー」と唱えると霊が憑依するというもので、その“手”は必ず90秒以内に離さなければならないというルールがあった。強烈なスリルと快感にのめり込みチャレンジを繰り返すミアたちだったが、メンバーの1人にミアの亡き母が憑依してしまい…というアラスジです。

さすがのA24作品。一筋縄ではいかないホラー映画です。交霊、憑依という古典的なシチュエーションですが、その瞬間瞬間が本当に怖い。若者たちがキャァキャァ言いながら、度胸試し的にやる光景が逆に恐ろしい。ライリーの自虐シーンは目を覆うばかり。ただラストの落としどころが、う~ん?どうなんだろう?もっときちっとした方がよかった様な気もしますが、これが拘りの様な気もしますが、どうなんでしょうか。

 

鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

昭和31年。鬼太郎の父であるかつての目玉おやじは、行方不明の妻を捜して哭倉村へやって来る。その村は、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族が支配していた。血液銀行に勤める水木は、一族の当主の死の弔いを建前に密命を背負って村を訪れ、鬼太郎の父と出会う。当主の後継をめぐって醜い争いが繰り広げられる中、村の神社で一族の者が惨殺される事件が発生。それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりだった、、、というアラスジです。

ゲゲゲの鬼太郎のスピンオフ作品です。若き日の鬼太郎の目玉おやじの話です。内容は子供向けの妖怪映画とはちょっと異なりました。序盤は時代背景も犬神家の一族を彷彿とさせる、相続争いに殺人がからむという、ミステリー的な展開でした。しかし後半は予定通りの妖怪ファンタジーアクション。こうなれば何でも許されますからね。鬼太郎の誕生秘話的な部分も、それほど『おおっ』というものでもなく、チャンチャンと終わってしまいました。序盤が面白かっただけに、残念だと思いました。

 

俺たちに明日はない

1930年代のテキサス。退屈な日常に飽き飽きしていたウェイトレスのボニーは、刑務所帰りの青年クライドに興味を抱き、彼が食品店を強盗する姿にすっかりほれ込んでしまう。それ以来行動をともにするようになった2人は、盗んだ車で各地を移動しながら銀行強盗を繰り返していく、、、というアラスジです。

1967年公開の、言わずと知れた超~名作です。大学時代も見る事はありませんでしたので、恐らく高校時代に見たのが最後だと思います。ちょくちょくと人間ドラマは挟みますが、最初はコミカルな演出が多く、中盤からはガンアクション映画になります。衝撃のラストシーンは、数10年振りに見ても衝撃的でした。完成された娯楽映画ではありますが、その衝撃的なラスト以外は、、、、フェイ・ダナウェイの美しさかなぁ?見たことが無い方には必見の映画です。+0.5

 

サスペリア

ニューヨークからドイツのバレエ学校にやってきたスージーは、激しい雨の中、ようやく学校にたどりつき、扉を叩くが応答はなかった。翌朝、改めて学校を訪れた彼女は、副校長のブランク夫人とタナー女史に紹介される。ハードなレッスンが始まるが、不安や疲労がたまったスージーは倒れてしまい、目がさめると寄宿舎のベットにいた。そこで彼女は以前から学校で何人もの人間が行方不明になっているという謎めいた話を聞かされる、、、というアラスジです。

1977年公開の大~好きなサスペリアです。DVDも持っているし、数年に1度は見ますが、この度WOWWOWでやっていましたので、初レビューです。何と言っても音楽が良いです。イタリアのプログレバンド、ゴブリンの曲なしにはあり得ない映画です。聴覚的な効果に優れた作品だと思います。視覚から言えば、派手な原色を使ったインテリアも、ダリオ・アルジェントの独自性だと思います。なんとなくアバンギャルドな効果を感じます。ストーリーは悪魔の様な異質な存在は最後で、それまではサスペンスなのか?ホラーなのか?と見るものを惑わします。『決して一人では見ないで下さい』というキャッチフレーズも流行りました。

夏なのでホラー映画を中心に選んだと言いましたが、WOWWOWで稲川淳二の怪談ナイトもやることがありますが、これを夜に一人で見ている方が本当に怖いです。実話という設定ですからね。ホラー映画は、結局は作り話という気分で見ている証拠ですね。いやぁ今回紹介したホラー映画より、稲川淳二でしょ(笑)。

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【DVD/映画】最近見た映画 2024.7.23

2024-07-23 07:57:11 | 映画・DVDレビュー

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今回は予想通り、とってもいい作品の数々。事前にいろいろと精査したおかげです。でも当たりもあれば外れもあるというのが、映画鑑賞の楽しみでもあるかなぁ?

デューン/砂の惑星Part2

その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる砂の惑星デューンで繰り広げられたアトレイデス家とハルコンネン家の戦い。ハルコンネン家の陰謀により一族を滅ぼされたアトレイデス家の後継者ポールは、ついに反撃の狼煙を上げる。砂漠の民フレメンのチャニと心を通わせながら、救世主として民を率いていくポールだったが、宿敵ハルコンネン家の次期男爵フェイド=ラウサがデューンの新たな支配者として送り込まれてくる、、、というアラスジです。

パート1は映画館で見て、それが良かったのでこちらも映画館に行く予定でしたが、何せ多忙で行けませんでした。前作から2年以上も経っていますが、すんなりと続編に入れました。やはり壮大なスケールとその世界観に圧倒されます。映画館で見なかったことが、本当に後悔です。ストーリー的にも本当によくできていると思います。最後は自らの政略結婚によるチャニとの仲はどうなるのと、モヤッと終わるところも、思わせぶりで良いです。ちなみにですが、デヴィッド・リンチ版も悪くないですよ。

 

君たちはどういきるか

母を火事で失った11歳の少年・眞人(マヒト)は父・勝一とともに東京を離れ、和洋折衷の庭園家屋「青鷺屋敷」へと引っ越してきた。軍事工場を営む豪放な父と、新たな母親となった、亡き母の妹・夏子に複雑な感情を抱く眞人。新しい学校では初日から喧嘩をしかけられ、自ら石で頭を打ちつけて血を流す。そんな孤立して家にひきこもる眞人の前に、青サギと人間の姿を行き来するサギ男が現れる。敷地の奥の森にある謎の石づくりの塔、本を読みすぎて姿を消してしまったという青鷺屋敷の主・大伯父、眞人を見守る7人の老婆たち……というアラスジです。

タイトルからみても哲学的ですが、とにかくカオス、混沌としていて、ストーリーの整理がつきませんでした。たとえば13個の積み木の意味するところ、そのような比喩的な部分から、なにかを想像できることが出来ませんでした。その様に考える、宿題を与える作品だったのかもしれません。自分の中では消化出来ない部分もありましたが、確立した世界観、そして秀逸なアニメーション表現力と、見終えた後の充足感が、良い映画である証拠だと思います。

 

クエンティン・タランティーノ/映画に愛された男

「レザボア・ドッグス」で衝撃的な監督デビューを飾り、長編第2作の「パルプ・フィクション」で第47回カンヌ国際映画祭のパルムドールを獲得。ビデオショップの店員から、一躍世界中の映画ファンが憧れる現代有数の人気監督へと駆け上がったタランティーノ。そんな彼の怒涛の映画人生を振り返る、魅惑のドキュメンタリーが誕生。監督デビュー作から「ヘイトフル・エイト」までの豪華出演陣や関係者たちが、あっと驚く製作秘話や愉快な逸話を披露し、タランティーノファンならずとも見逃せない一作に仕上がった、、、というアラスジです。

インタビューが多く盛り込まれた、ドキュメント映画は退屈で、あまり好きではありませんが、タランティーノが好きだから?途中におりこまれる映画のシーンもタイミングがよく、過去の作品を振り返りながら、関わったスタッフや役者さんがエピソードを語ります。10作で映画監督を引退すると表明していて、あと1作という前振りにもなっています。タランティーノ自身のコメントはありませんが、タランティーノの映画愛が強く感じられる作品でした。

 

殺人遊戯

殺し屋、鳴海昌平がマグナム44をひっ下げて東京に帰って来た。五年前、頭山会会長を仕止めた時、目撃者の秘書、美沙子を殺すに忍びず、ほとぼりがさめるまで外国に逃亡していた。鳴海が銀座で舎弟の文太とホステスのツケの取り立てをやっていると、五年前の目撃者、美沙子に会った、、、、というアラスジです。

先日、久しぶりに見た最も危険な遊戯が、あまりにもツボにはまりました。前回も言いましたが、松田優作×村川透のハードボイルド映画が好きだから仕方がありません。とにかくカッコイイです。村川監督も松田優作を活かす術を知っています。動作ひとつひとつが痺れます。故佐藤慶さんの名バイプレイヤー振りも良いですね。竹田かおりさんも素敵でした。同じ角川映画の野生の証明の封切が近いということもあって、そういうネタがちらちら入ってくるのも面白かったです。何せ当時は薬師丸ひろ子さんの大ファンでしたから。

今回は高評価続出です。有意義な映画鑑賞ができました。心も満タンに、、(笑)。

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【DVD/映画】最近見た映画 2024.7.4

2024-07-04 07:56:22 | 映画・DVDレビュー

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6月中は筋トレも週2~3で行けて、映画もまぁまぁ見る事ができました。その分、ギターを弾かなくなったというだけの様です。やはり時間には限りがあるんですよね。当然のことながら。

法廷遊戯

弁護士を目指してロースクールに通うセイギこと久我清義(きよよし)と、同じ学校で法律を学ぶ幼なじみの織本美鈴、2人の同級生でロースクールの学生たちが行う「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判を司る天才・結城馨は、共に勉強漬けの毎日を送っていた。無事に司法試験に合格し、弁護士となった清義のもとに、ある時、馨から無辜ゲームをやろうという誘いがくる。しかし、呼び出された場所へ行くとそこには血の付いたナイフをもった美鈴と、すでに息絶えた馨の姿があった。この事件をきっかけに、3人をめぐる過去と真実が浮かびあがっていき、事態は二転三転していく、、、というアラスジです。

映画としてどうとか言う以前に、ミステリー作品として、その原作が秀逸だと思いました。二転三転の展開も、わかりやすいのも素晴らしいと思いました。愛憎のヒューマンドラマの部分もマァマァで、その偶然はどうなの?とか、つっこみどころはありますが、単純に面白かったです。もう少し演出として、スリリングな場面があったりしても良かったかな?杉咲花の演技は圧巻です。

 

アクアマン/失われた王国

はるか昔、南極の氷河の奥深くに封印された「失われた王国」。そこには、世界を滅亡させるほどの力を持つ伝説の古代兵器ブラック・トライデントがあった。ある日、アクアマンへの復讐を誓うブラックマンタがブラック・トライデントを見つけ出し、邪悪な力が解き放たれてしまう。5億もの海の生物を操ることのできる海底アトランティスの王アクアマンは、かつてない脅威から海と地上の世界を守るため、仲間たちとともに立ち上がるが……というアラスジです。

コミックの実写版とか、続編とは知らずに、ただジェームスワン監督という事で借りて見ました。どうもアニメに寄ったCGというのが、ちょっと苦手でして、確かにアクションシーンは流石ジェームスワンというべき部分がありましたが、終始そのCGへの苦手意識が払拭できずに見終えました。ストーリーもわかりやすく、テンポも良いのですが、やや若年層向けかなぁ。

 

MEGザ・モンスター

大陸から200キロ離れた海洋研究施設から潜水した探査船が未知の海溝を発見するが、船は未知の海域で消息を絶つ。救助に向かった潜水レスキューのプロ、ジョナスは、生物学の常識を超えた巨大なモンスター“MEG”と遭遇する。船を破壊し、研究施設も壊滅させたそれから人々を守るため、ジョナス率いる海洋エキスパート・チームが立ち向かう、、、というアラスジです。

鮫映画は好きです。鮫のB級のパニック映画も見ることもありますが、ディープ・ブルーの様なドキュメントも好きです。当然この映画も気にはなっていましたが、なにせ優先順位が下の方で、なかなか上がってきませんでしたが、この映画の続編ができたり、この映画を発端に鮫映画作品が多数できたり、よほど面白いのかと、優先順位を繰り上げて見ました。確かによくできたパニック映画だと思いますが、シチュエーション的に、近未来的な潜水船での戦いというのが、立場を置き換えられなくて、ハラハラ感は少なかったです。1度、海水浴場に現れた時はドキドキしましたけど、、、やはりジョーズと比較してしまいます。+0.5

 

最も危険な遊戯

日本の財界の大物達が相次いで誘拐されるという事件が起こるが、犯人が複数である事以外、手がかりは一切つかめない。東日電気社長の南条信隆も強引に誘拐された。東日電気会長の小日向は鳴海昌平を呼び、誘拐された南条社長の救出を依頼する。南条は小日向の娘婿でもあり、謝礼は五千万円という事だった、、、というアラスジです。

1978年公開の懐かシネマです。松田優作×村川透の名コンビの第1作目です。もちろん大昔に見てはいますが、全く記憶になくWOWWOWで拝見しました。このコンビの名作、野獣死すべし、蘇る金狼と比較すれば、映画としての完成度やストーリー的には落ちる訳ですが、やはり松田優作×村川透のハードボイルド映画が好きなので、必然的に評価は高くなります。ただただカッコイイ、、、この雰囲気が大好きだ、そんな映画でした。松田×村川にもうひとつ重要なエッセンスが、大野雄二の音楽だと付け加えたいです。

やはり松田優作のハードボイルドはカッコイイ。蘇る金狼も野獣死すべしも、割と近年に見ていて、ここでもレビューしていましたが、WOWWOWで放送するのでまた見ます。

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【DVD/映画】最近見た映画 2024.6.25

2024-06-25 07:58:12 | 映画・DVDレビュー

鶴岡市・酒田市・庄内町のリサイクル品の買取り&販売はリサイクルショップハローズ
買取りの情報はこちら→当店ホームページ上部ヘッダーメニューの売りたいから、買取のアドバイスをクリックしてください。

映画館で見ようと思ってたゴジラ-0.1、デューン後編、青春ジャック2、ぼかげ、パーフェクトデイズ、サンクスギビングは見ることができませんでした。さてCOUNT ME IN魂のリズム、ボブマーリーONE LOVE、シドバレット独りぼっちの狂気は見れるでしょうか?

ヴァチカンのエクソシスト

1987年7月、サン・セバスチャン修道院。アモルト神父はローマ教皇から、ある少年の悪魔祓いを依頼される。少年の様子を見て悪魔の仕業だと確信したアモルトは、若き相棒トマース神父とともに本格的な調査を開始。やがて彼らは、中世ヨーロッパでカトリック教会が異端者の摘発と処罰のために行っていた宗教裁判の記録と、修道院の地下に眠る邪悪な魂の存在にたどり着く、、、というアラスジです。

実話とは書いてありませんでしたが、実在した悪魔祓い士の話だそうです。エクソシストものの見せ場は、憑依された人間のリアリティと、エクソシストと悪魔の駆け引きだと思います。憑依された少年の演技とメイクはかなりのレベルだと思いました。ラッセルクロウ演じるエクソシストと悪魔との対決シーンは、なんとなくCGに誤魔化された感じで、少々盛り上がりに欠けたと思います。やはり元祖エクソシストを思い出すと、そこはハードルが高すぎですね。肝心のホラー映画としての怖さは、あまりありませんでしたが、普通に史実映画と考えれば、良い作品だと思います。+0.5

 

MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない

小さな広告代理店に勤める吉川朱海は、憧れの人がいる大手広告代理店への転職を目指しながらも、仕事に追われる多忙な日々を過ごしていた。ある月曜日の朝。彼女は後輩2人組から、自分たちが同じ1週間を何度も繰り返していることを知らされる。他の社員たちも次々とタイムループに気づいていくが、脱出の鍵を握る永久部長だけが、いつまで経っても気づいてくれない。どうにか部長に気づかせてタイムループから抜け出すべく悪戦苦闘する社員たちだったが……というアラスジです。

2022年の作品で、レンタルで言えば準新作かもしれません。ちょっとマイナーなコメディー映画です。映画として重要なシーンですが、やはり同じ場面がループするのはちょっとイライラします(笑)。ひょっとすると、毎日毎日同じ行動の繰り返しという、自分の日々の活動を見ているかの様な、苛立ちかもしれません。とてもテンポがよく、スラスラと見れるのも良いです。意外にも、ほっこりと感動的に終わるというところも良かったです。日々を噛みしめながら、大切に生きましょう。

 

山女

18世紀後半の東北。冷害による食糧難に苦しむ村で、凛は人びとから蔑まれながらもたくましく生きていた。そんな彼女の心の救いは、盗人の女神様が宿ると言われる早池峰山だった。ある日、村中を揺るがす事件を起こし、村人から責められる父親・伊兵衛をかばう凛は、家を守るため自ら村を去る。けっして越えてはいけないと言い伝えられる山神様の祠を越えた凛は、さらに山の奥深くへと進んでいく。そんな凛の前に現れたのは、人間なのかもわからない不思議な存在だった、、、というアラスジです。

序盤からずっと嫌なシーンが続きます。もう見るのを止めようかと思う程、重っ苦しいストーリーです。イジメやハラスメント的なものは、江戸時代の話でも苦手です。そこに山男なる得体の知れない生物が出てきて、展開が変わって行きます。そこから凛は山男と一緒に、安らかに深い山の中で暮らす事ができたと思いきや、また村の現実に引き込まれてしまうのです。更に嫌な気分になります。最終的にはちょっと救われはしますが、この嫌~~~な感じが肝になります。所々、これって庄内映画村?と思える場所があるのですが、最後のクレジットを見ると、やはりあの辺で撮られた作品の様です。+05

 

ラストスタンド

元ロサンゼルス市警の刑事オーウェンズは、第一線を退き、国境付近の小さな街で保安官として平穏な日々を過ごしていた。ところがある日、FBIから移送中の凶悪犯罪者が逃走し、メキシコ国境に向かっているとの連絡が。軍隊並みに訓練された彼らに対し、オーウェンズは戦闘経験のない部下らとたった4人で立ち向かう決意を固める、、、というアラスジです。

2013年公開のシュワちゃん主演のアクション映画です。WOWWOWでやっていたのが録画されていましたが、この作品の存在もしらず、予約した記憶は無いので、誤操作だったのかもしれません。ところが、、、凄く面白かったです。特殊なCGやギミックも無い、ガンアクションやカーアクション、ラストの素手での戦い、シンプルなアクション映画でしたが、そこにアクション映画の本質を感じました。ストーリーもとても分かりやすく、良い時代のアメリカ映画の雰囲気を持つ、面白い映画でした。

 

サブスクで70~80年代の懐かシネマを見ようと思っているのですが、そのあたりの好きな映画は、何度も繰り返し見ているし、、、そうではない、本当に久し振りに見て、ときめく映画を探しています。

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【DVD/映画】ステイホームで見た映画 2024.6.4

2024-06-04 08:00:00 | 映画・DVDレビュー

鶴岡市・酒田市・庄内町のリサイクル品の買取り&販売はリサイクルショップハローズ
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つまらない映画を見た後は、本当に残念な気分になります。2時間もの時間を無駄にしたからです。今時は映画を見るのも、たいしてお金がかかっていないのですが、お金よりも時間が大事な年ごろです、、、いや?やはりお金の方が大事かな(笑)。昔は、何もしないで休日が終わった、なんてことがありましたが、今はあり得ません。つまらない映画を見ない様な工夫はしているんですけどねぇ。

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日

新宿ゴールデン街にある小さなバー「カールモール」を切り盛りするバーテンのマリコには、探偵というもう1つの顔があった。ある日、マリコの前にFBIが現れ、「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してほしい」と依頼してくる。恋人で自称忍者のMASAYAにも協力してもらい、宇宙人の行方を追うマリコだったが……というアラスジです。

新宿ゴールデン街のバーで探偵を営む主人公の伊藤沙莉。この設定だけで面白そうと借りてみました。コミカルでテンポの良い映画で、サクサク楽しく拝見しておりましたが、終盤でエイリアンの手が出てきて、UFOが登場すると、めっちゃ萎えてしまいました。いやぁ途中までは面白かったのに。エイリアンも良いのですが、一切登場しないとか、UFOも然り、映画の質を落としてしまったと思います。カオスです。+0.5

 

オールドマン

深い森の奥に隠遁する老人男性の住む小屋に、迷子になったハイカーの青年ジョーがやって来る。彼は助けを求めるが、老人はいきなり彼に猟銃を突きつけ、まったく信用しようとしない。老人は銃や刃物で青年を脅しながらも、めったにこない客をどこか楽しんでいるかのよう。緊張感が漂う中、老人の隠された“恐ろしい秘密”が徐々に明らかになり、青年に危険が襲いかかる。果たして青年は無事に生きて帰ることができるのか…というアラスジです。

ワンシーンが延々と続く映画です。老人と青年との会話が、1時間半です。最初は緊迫感もあったのですが、1時間近くなるとこちらもグダグダになってしまいます。映画のジャケットを見るとサイコキラーのサスペンス映画ではないかと、勝手に面白い想像をしたのですが、結局、オチもそんなに面白くありませんでしたし、途中から『ひょっとしたら?』と思ったオチがそのままでした(涙)。残念、、、+0.5

 

おまえの罪を自白しろ

政治家一族である宇田家の次男・晄司は建築会社を設立したものの倒産し、政治スキャンダルの渦中にいる国会議員の父・清治郎の秘書を務めながら煮え切らない日々を過ごしていた。そんなある日、宇田家の長女・麻由美の幼い娘が誘拐されてしまう。犯人の要求は身代金ではなく、翌日の午後5時までに記者会見を開いて清治郎が犯した「罪」を告白しろというものだった。それは国家を揺るがすほどの罪で、権力に固執する清治郎は口を開こうとしない。晄司は家族の命を救うため、罪に隠された真相を暴くべく立ちあがるが……というアラスジです。

代議士の孫が誘拐されて、要求は政治家として、陰で犯した罪をテレビの前で自白しなければ、孫は殺すというクライムサスペンスです。政治家としての保身と、孫の為にという家族との軋轢、そんな人間ドラマもある訳です。肝心のサスペンスの部分は、まぁまぁ出来ていると思いますが、演出が軽くて、緊迫感が薄い様に思いました。女優の〇〇〇〇子さんがチョイ役で出てるな?でもチョイ役な訳ないよね(笑)。犯人は簡単に想像できました。+0.5

 

銀河鉄道999

身体を機械に変えることで人間が永遠の命を手に入れられるようになった未来。しかし機械の身体は高価なため、貧しい人々は買うことができなかった。そんな中、銀河鉄道999に乗れば、機械の身体を無償でもらえる星に行けるという噂が流れる。少年・星野鉄郎は母と共に999号の停車駅があるメガロポリスへ向かうが、その途中で機械伯爵による人間狩りに遭い、母を殺されてしまう、、、というアラスジです。

懐かシネマです。中学の時に、宇宙戦艦ヤマトブームからの、松本零士作品が盛りあがり、私もこの映画は見ております。実に45年振りに見た訳ですが、さすがに大昔に1度だけ見た映画は記憶にありませんでした。いろんな話が詰まっていて混沌としています。終盤にはいろんなサプライズもあり、最終的にはきっちりと腑に落ちてエンディングを迎えます。あの時代と考えれば、壮大なSFアニメだと思います。

銀河鉄道999を見て、面白いと思ったのが、列車が宇宙を飛ぶSFなのですが、999号乗車の高額なチケットを、札束で購入していました。ここは既に現在の方が進んでいます。また列車内でタバコを吸っている人がいましたが、今の電子タバコ以上に、周囲には迷惑にならないタバコかもしれません。40年前のSFを見るという楽しさが、そういうところにもありますね。

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