MKママと親爺の『四季つれづれ』

古希を迎た田舎おやじがMKママ(家内)と孫とワンコで綴る気まぐれ日記。

田金魚を見つけた。

2016-05-15 22:53:58 | 日記
今日はひまちゃんと隣の田んぼで田金魚とり。
珍しい田金魚ちゃん、でもこの辺りでは、たくさん見かける田金魚ちゃん。
和名はホウネンエビ(豊年蝦)、田金魚ちゃんがたくさん発生する年は、稲も豊年だとか・・・
ホウネンエビ、なかなか有名、探偵ナイトスクープでも取り上げられたとか。蝦はエビでも
海老フライにはなりません。でも海老らしい尻尾ですね。珍しい田金魚ちゃん、ご覧下さい。

小さな、小さな田金魚ちゃん。

田舎親爺の隣の田んぼで游いでます。

江戸時代には観賞用に取引されたとか。

海老フライにはなりませんね。

寿命が短い田金魚ちゃん、そのまま田圃に返してあげました。



今日はこれだけ、田金魚ちゃんの話題です。

ホウネンエビ。ウイキペディア抜粋。

ホウネンエビ(豊年蝦)は、水田などに発生する小型の甲殻類である。タキンギョ、オバケエビなどとも呼ばれる。

ホウネンエビは、節足動物門 甲殻亜門 鰓脚綱(ミジンコ綱)サルソストラカ亜綱 無甲目(ホウネンエビ目)に属する小型の動物である。日本では初夏の水田で仰向けに泳いでいるのがよく見かけられる。

体は全体的に細長く、体長は15~20mm程度。身体を支えるような歩脚をもたず、分類名が示すように鰓脚と呼ばれる呼吸器を備えた遊泳脚のみをもつ。体色は透明感のある白色だが、緑を帯びた個体、青みを帯びた個体も見られる。頭部には左右に突き出した1対の複眼と触角、口器をもつ。第一触角は糸状で頭部の前方へ短く伸びる。第二触角は雌では小さく、雄では繁殖時に雌と連結するための把握器として大きく発達している。雄の頭部の大きさの半分程もあるので、雌雄の区別は一目で分かる。


通常は腹面を上に向けた仰向けの姿勢で、水面近くや中ほどの位置でその姿勢を保ってあまり動かないか、ゆっくりと移動しているのがみられる。常に鰓脚を動かし、餌は鰓脚を動かした水流で、腹面の体軸沿いに植物プランクトンなどの有機物を含む水中の懸濁物を口元に集めて摂食している。 外敵が近づいた時などには瞬間的に体を捻って、跳躍するように水中を移動することがある。その行動は素早く、また体色が周囲に紛れやすいことから、捕獲は意外と難しいが、走光性があるので、夜に照明を当てると比較的容易に捕獲できる。


水田の土中で休眠していた卵は春、水が張られた後水温が上昇すると一斉に孵化する。最初の幼生はノープリウスと呼ばれる形態で体長1mmたらず、やや赤みを帯びた体色で、三対の付属肢をもつ。その後幼生は脱皮を繰り返し、次第に体節と鰓脚を増やし細長く成長すると同時に、遊泳に用いられた第二触角は小さく目立たなくなって、成体と同じ姿となる。


和名のホウネンエビは豊年蝦の意味で、これがよく発生する年は豊年になるとの伝承に基づく。ホウネンウオ、ホウネンムシの名も伝えられる。ホウネンエビの名は、上野益三が本種を図鑑に収録する際に、ホウネンウオの名を元にして、魚ではないからと蝦に変えたものらしい。地域によってはタキンギョ(田金魚)という呼び名もあるようである。尾が赤いのを金魚にたとえたことによるらしい。

近年では子供たちからオバケエビ(お化け蝦)と呼ばれていることもある。これは、その姿からの連想と共に、子供向けの科学雑誌が、アルテミアの飼育セットを販売する際にこれを「オバケエビ」と呼んだことに基づくようである。英名のFairy shrimpもこれに通ずるものがある。 兵庫の地方では、メロンスイスイ、レモンスイスイ、エビフライとも呼ばれている。

このように人間との関わりのほとんどない小動物であるが、水田に多数発生しその姿が興味を引いたためか、前述のように各地に呼び名が残るなど古くから存在は知られていた。 江戸時代には観賞用に取引されたこともあったようだが、寿命が短いので採集して水槽にいれても長くは観賞できない。 ただし現代では、卵が乾燥に耐える性質を利用して、前述のアルテミアやカブトエビ同様、乾燥卵を梱包した飼育キットが玩具として販売されることがある。
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする