
写真愛好家のSK君が三重県は熊野の鬼が城と丸山千枚田に出かけた。
鬼が城は世界遺産、国の天然記念物。日本百景や新日本旅行地百選に選ばれた名勝。夏には鬼が城を舞台に繰り広げられる300年の歴史ある熊野花火大会で名高いところ、鬼が城大仕掛け花火は圧巻だと言う。丸山千枚田、日本の棚田百選にも選ばれた有名な棚田、1,340枚と言う日本でも有数の棚田となっている。その綺麗な鬼が城、丸山千枚田どうぞ、ご覧下さい。
『鬼が城』



熊野灘の荒波と鬼伝説がつくりあげた天下の名勝 世界遺産 「鬼ヶ城」
世界遺産、そして国の天然記念物及び名勝「鬼ヶ城」は、数度にわたる急激な地盤の隆起と風・海蝕によって造り出された他に類を見ない奇岩地帯です。1.2kmにわたり大小無数の洞窟があり、千変万化の趣があります。「日本百景」や「新日本旅行地百選」に選定されています。
平安時代初期には征夷大将軍・坂上田村麻呂が鬼ヶ城を根城にして鬼と恐れられた海賊「多娥(たがまる)」を征討したという鬼ヶ城伝説が残っています。
もともとは「鬼の岩屋」と呼ばれていましたが、室町時代に有馬忠親が山頂に隠居城として山城を築いて「鬼ヶ城」と称してから、現在もその名称で親しまれてます。
出典:熊野市観光協会
『守り続けられる丸山千枚田。』



丸山千枚田は、紀和町丸山地区の斜面に幾重にも描かれた棚田で、日本の棚田百選にも選ばれています。
この棚田がいつ頃造成されたかは不明ですが、西暦1601年(慶長6年)にはすでに2.240枚の田があったという記録があります。しかしながら、昭和40年代半ばから始まった稲作転換対策による杉の植林や昭和50年代以降の過疎・高齢化による耕作放棄地の増加によって、平成初期には530枚までに減少してしまいました。
地元住民たちは、「自分達の代でこの貴重な文化遺産を無くすわけにはいかない。素晴らしい景観と農耕文化を後世に残し伝えていかなければならない。」と立ち上がり、平成5年に丸山地区住民全員による丸山千枚田保存会を結成し、丸山千枚田の復元と保全活動が始まりました。
保存会結成後4年間で810枚の田の復元に成功し、1,340枚という日本でも最大規模の枚数を誇る棚田となりました。1枚あたりの平均面積が約10坪と大変小さい田圃ばかりですので、機械には頼らずほとんどが昔ながらの手作業で守られています。
出典:一般財団法人 熊野市ふるさと振興公社
〒519-5413
三重県熊野市紀和町板屋78
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