賞を受賞したからといってその文学者の作品の真価があがるものでもないし下がるものでもない。そういった意味では村上春樹の作品の評価と賞の獲得如何という問題とは何の関係もない。
しかし村上春樹の竹島・尖閣を巡る今回の発言を見るならば村上春樹はノーベル文学賞に相応しい。というよりもむしろ村上春樹のノーベル文学賞受賞は少なからず政治性を担うノーベル文学賞の権威を高める、私はそう考える。
ノーベル文学賞選考委員はそのことも考慮に入れてこの機会を逃さず村上春樹にノーベル文学賞を与えるのが妥当である。村上春樹をノーベル文学賞に推薦する。
※↓ 村上春樹の竹島・尖閣に関する発言の紹介。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2012092993828
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今回は中国の莫言さんが受賞しましたね。フランス国籍を持つ高行健さんを除けば中国人作家としては初の文学賞受賞とか。世界第二の経済大国で1人もノーベル文学賞受賞者がいないとなれば、それはそれで問題だということであればよく理解できます。もちろん莫言さんの文学の真価が認められたということを疑うものではありません。
まあ、村上春樹には、ノーベル文学賞のことなど気にかけず今後とも良い小説を書き続けてほしい。そう願うだけです。これでよいのだ。