№29 【断トツに面白いダンスポ】
■黒髪少女=談話破茶滅茶・舞踊壮麗・接吻初回目、千輝君歓喜!!!
(ダンボール新聞社 2013-06-23 08:46:12 )
はじめまして。私が噂の黒髪少女です。で、いきなり衝撃の発表をさせていただきます。千輝くん(=少年ダンボール 編集部:注)はわたしの恋人なのだ。ぜったいにだれにもわたさないのだ~~~。
千輝くんはわたしがヴァージニティーを捧げた相手なのよ。黒髪命、清純はいつだって一所懸命なの。わかるでしょ? なに、わからない? 完全に狂っとるだって? 躁病なんじやないかって? なに言ってるのよ、酔っ払いおじさん。あのね、・・・やめた。説明してもつまらん。うた、うたう。それしかわたしにはできないし、したくもない。「聴けばわかる。聴いて分からないなら、聞いても分からない」。これ千輝くんに教えてもらった名言。千輝くん名言集、わたしのノートに書いてあるんだ。では歌います。
【反撃の黒髪少女】 黒髪少女が絶滅するって? するもんかい。玄洋社が応援してるんよ!!!
(曲が終わって、再び黒髪少女登場。)
・・・ということです。ここでまたまた衝撃の発表。わたしは衝撃が好きなのだ。千輝くんに送ったわたしのメールをそのまま公開します。
なんのためにそんなことするんだ? 説明しろだって? なにしようがそれはわたしの勝手でしょ。いちいちやることなすこと説明が必要なのでしょうか。そうじゃないでしょ。ここでふたたび千輝くん名言集より、「何をしてもいい、愛が根底にある限り」・・・ということなの。
おっ、こんどはみんなわかったみたいね。では、私信公開しまーす。わたしのメールだからいいの、他人の私信はぜったいに公開ダメよ。それは愛の信義則に反するの。ふん、愛の信義則か、どうせそれも、千なんちゃらというやつの受け売りの言葉なんだろうですって? おや、だんだんあなたもわかってきたみたいじゃない。それはいいことだ。
ダベリングタイム終了。私信公開。わたしのヴァージニティーよ、さらば。(文責:黒髪少女)
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千輝くんへ
2013年06月23日 00時15分
差出人:黒髪少女 受取人:少年ダンボール
たっぷりKissしてくれてとっても気持ちよかったよ!!!
ダンスやお話も楽しかったよ!! ありがとう!!!
また一緒にLOVE×2しようね
あなたの黒髪少女より
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黒髪少女へ
2013年06月23日 00時20分
差出人:少年ダンボール 受取人:黒髪少女
今日は ぼくも楽しかったよ ありがとう
今夜 夢の中でも君と Kissしよう。
きっと 受けてくれるね 確信しているよ ・・・だって、
玄洋社精神を受け継ぐ 正統派美女の君なのだもの
君の忠実なしもべ 少年ダンボール
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=========》 社告 《===============
本日2013年6月23日(日)は頭狂都議会議員選挙の日です。
頭狂都民の方は忘れずに投票所に行きましょう。
どの政党、どの候補者に投票するかは、あなたの自由です。
その自由をどのように行使するかによって、あなたのみならず、
あなたの恋人、たいせつな家族、そして友人たち、
頭狂都民すべてが、こんご幸福になれるかどうかが決まります。
必ず投票に行きましょう。
ダンボール新聞社 社員一同
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【反撃のNMB】 いいぞ、いいぞ、逢坂の美少女たち。玄洋社はNMB支持じゃ! 頭山満
※「断トツに面白いダンスポ」は、5月2日より6月13日まで、ダンボール新聞社によって配信されている連載小説です。一話完結を心がけてはいますが、それまでの流れを追わないと分からない、一つの記事だけでは了解しにくい謎の部分を含んでいます。DJ小説ですので、音楽を主体に聴き、文章の部分は多少分からない部分があっても、気にしないで読み飛ばす、という手もあります。ダンスポ全文の目次はこちらです↓ (文責;ダンスポ編集部)
これは便利 『断トツに面白いダンスポ』全四十三編 目次&本文へのリンク
※不世出の天才芥正彦氏の公演 於:東京芸術劇場 6/1最終日
⇒『アルトー24時 再び』 脚色・構成・演出 芥正彦
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