みいのしっぽ2016

主婦のきまぐれブログ

高田のごぜ文化 

2022-04-01 08:48:18 | 日記


 高田本町7丁目・・・大谷文具店の並びで小川呉服店そば

 ごぜミュージアム高田があります 多分全国でもここだけでしょう

 高田にはごぜと呼ばれる 盲目の女旅芸人が大勢いたのです

 高田ごぜは三百年ほどの歴史があり 盲目の女子が親方の養女になり

 芸・・・唄と三味線を仕込まれ 旅に出て門付やごぜ宿での披露で喜捨を頂き生計を立てていました

 そのごぜさん達は 厳しい掟「式目」にそい 修行年数による上下関係で成り立つのです

 基本理念・・・女だけの集団 男は入れさせない  掟を破ると恐ろしい「年落としの刑」が下ります

 そんな厳しいごぜ社会を高田の町の人は 温かく見守ってきたのです



  ミュージアム内にある ジオラマ   昔の高田の町風景が再現されています

  必ずごぜさんがいますよ



  そんなごぜさん達に魅了され  最後の高田ごぜといわれた 三人に寄り添い絵を書き続けた画家

  斎藤真一さんの生誕100年 記念展が開かれています

  赫い絵と物語を感じさせる不思議な表情のごぜさん達

  雪や雨 雷の中を旅する姿  どうしようもない宿命に戸惑う姿

  心の奥底にある何かを呼び覚ますような絵です

  斎藤真一さんは小説も書き 吉原炎上は有名です


  町家をリフォームしたミュージアムはとても素敵

  中を見るだけでも価値がありますよ

  入館料は500円   こたつもに入りながらごぜ唄のDVD鑑賞も出来ます



  そして2022.3月発行の 文芸たかだ第378号

  やはり高田ごぜを追いかけ取材をしてきた 大山真人さんの連載 愛の風吹いた①が始まりました

   大山さんはごぜ関係の本をすでに三冊だされています

   私は 「わたしはごぜ」という本を読んだことがあり 大山さんの事は知っていました

   今回の連載はご法度?!の 男ごぜ・・・・面白くなりそうです

    高田文化協会  春陽館書店にて販売しています  600円

    ちなみに 文芸たかだ800マスの物語 今月号は私が書きました!


      ※ごぜ・・・漢字が出てこなく平仮名で失礼します


 
コメント
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