高田世界館にての映画 黒澤明 傑作集
どれを見ようかな・・・・スケジュール帳とにらめっこ
見られるのは一作品だけ 生きる。。
月曜に見に行きました お客さんがびっくりするほど入っていました
凄い さすが 世界の黒沢。。
生きる・・・という題名とは裏腹に 主人公の市役所課長(志村喬)余命一年の胃がん患者
昭和30年代初めは 癌宣告は死刑宣告と言われ 本人には伝えなかった
うすうす感じていた本人は 生きているということを模索し始める
太宰っぽい作家と夜遊びしたり 役所を無断欠勤して 若い元部下の女性と遊んだり・・・
新しく買ったしゃれた帽子が 彼の決意を物語るかのごとし
大事なのは 一人息子(奥さんには先立たれていて シングルファーザー)
その息子に癌ということを 伝えたいけれど 伝えられないもどかしさ。。
でも突然市役所課長の 使命感に燃えて 新公園建設に向けて動き出す。。
公園が完成し その公園のブランコに乗ったまま絶命
ブランコに揺られながら歌う ゴンドラの唄のシーンが圧巻でしたぞ
物語はまだ続き 彼のお通夜の席でのひと悶着
昭和が懐かしくよみがえりました 志村喬の目の演技が凄かった・・・・
フィイルムの映像がノスタルジック 長い映画でしたが 楽しみました
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