昨日ペテルブルグの爆発について「残党」の仕業なんじゃないかと書いたけど、今日は今日とてシリアで化学兵器を使った攻撃。
日経は既に、シリアのアサド政権の罪にしてた。すごいね、さすがFTですね。立派なテロ支援メディアですね!
シリア空爆、化学兵器使用か 58人死亡
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM04H7G_U7A400C1FF2000/
【カイロ=飛田雅則】内戦が続くシリア北部の反体制派の支配地域で4日、アサド政権軍によるものとみられる空爆があり、シリア人権監視団(英国)によると少なくとも58人が死亡した。化学兵器を使用した可能性も浮上している。国際社会によるアサド政権への批判拡大が予想され、停戦・和平シナリオの実現はさらに困難さを増しそうだ。
これは多分、2週間ぐらい前、米のティラーソン国務長官がシリアが誰を大統領に選ぶかはシリア人が決めることという意味のことを発言したせいじゃないですかね。
つまり、このクソな話をどうあれひとまず回収しようとすると、こういうことが起こるという話。
で、これをアサドがやる意味なんかあるわけないだろうってところですね。
しかし多くの人は事件の場と展開について良い見通し good pictureを持ってないので、大メディアが言う文章をそのまま呑んでしまう。これはとっても危険です。
これはもう、脱洗脳プログラムが必要な話のような気がしてきた。
■ ハンガリー、ソロスの大学閉鎖の可能性
一方、ハンガリーでは、ソロスが資金を出している大学を閉鎖させられる法律が可決されたとのこと。
やるやると言っていたが本当にやった。しかも、国会の議決は123対38(棄権38)で可決だそうなので、ハンガリーといえばオルバン、極右とかいうレッテルを貼ってオルバン首相だけをターゲットにしてもまったく無意味な状況なんでしょう。
Hungary Passes Law Targeting Soros University
http://www.zerohedge.com/news/2017-04-04/hungary-passes-law-targeting-soros-university
これに対して、反対する人たちがわあわあ騒いでいるそうなので騒ぎは大きいようだ。もちろん海外からの反対もあるようだが、多分、そういう海外からの反対を見れば猶更国内の反ソロスは盛り上がってしまうだろうに、とか思う。
で、その大学はどういうものかというと、1991年に出来た大学だそうなので、要するに東欧がソ連から出たところを捉えて、西側教に洗脳していった拠点と捉えればいいんじゃないですかね。
ロシアはもっと前にこの手のプログラムを潰したんだよね。日本でがっかりしていた人がいたもの。
ウクライナにもなんだったか講座があると聞く。なんでも国際関係の中でNATOをポジティブに捉えるような内容だとかなんとか言われていた。そうでなくても、まぁそれに類似した「世界観」を刷り込んでいることは間違いないでしょう。で、そういうのを受講して覚えめでたくなると見事「いいところ」に就職できるみたいな形になっているんだそうだった。だから、キエフという利口な人がいるであろう首都の利口な人々がなぜああいうネオナチ政権にくっついているかといえば、結局、国がらみ、国際機関がらみで「いいところ」に就職できるから仕方ないとそっちに従っているという話なんだろうとウクライナ危機の頃読んだ。
なんていうか、こう、このあたりは知れば知るほど西側なるものが著しく宗教くさくて嫌になる。既存秩序が崩れて頭が真っ白になっている人たちにそれっと刷り込むって、もうなんてか人道的に問題ありすぎでしょう。でもこれって、1945年の日本もそうだったわけだからいつものことなのかもしれない。しかし、そんなの学問じゃないでしょう。しかもお金で釣るんだし。ああ、日本も英語のできる人たちが破格の給与だった時代があったと言われているから同じか。
ああいやだ、いやだ。
で、ソロスに戻って、
ソロスは母国ハンガリーに入国禁止で入れない状態だと言われているし、移民政策を巡っては、さらにハンガリー国民は反ソロスの度合いを強めている。
昨年には
米民主党の政策の裏にはソロスがいる。ソロスは中欧に毎年多数のムスリムを送りつけて中欧を変えてしまおうとしている。
口はクリントンのだとしても、声はソロスのそれなのだ。
(言わせているのはソロスだ)
移民問題の影にはソロスがいる by オルバン
とか言っていたりするので、旗幟鮮明。
移民を送りつけて中・東欧を混乱させようとしたという意味では当然にメルケルも同罪なわけだが、ドイツは伝統の、世界に誇る秀でた情報操作によって国民を抱き込んでいるというか国民を大砲の玉よけにしているみたいな感じなので、メルケルが倒れるかどうかは結構未知数。
いろいろ考えるに、いろんなところに流れを拒否している「残党」がいる状況だよな、と思う。
メディアが報道しない本当のシリア・化学兵器の真相⑸〜回避された破局https://togetter.com/li/1070200
シリア騒乱と修羅の世界情勢さん☆ダマスカス(ST) - シリア軍はイドリブの田舎でカーンShaikhoun町に化学物質を使用していない、陸軍と軍の一般的なコマンドは、上記に軍に化学物質を使用してについては、いくつかのメディアの主張を否定し、強調しています
圧倒的不利になれども化学兵器を使わぬが、有利になれば使い出す。
その意図は何人にも読めず。
さては狂人なりやと思われど、なぜかクーデターも起こらず連勝中。
首相一族逃げたのも、遠い昔の話です。