かなりどうでもいいことなんだけど、おおと思ったのでメモ。
ハンガリー 反政府デモ続く メディアの中立性訴え~21日にも、数万人が/nhk
4月22日 12時13分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180422/k10011413281000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_022
ハンガリーの首都ブダペストで行われたデモでは、数万人の人たちが国会議事堂の周りに集まり、「私たちは報道の自由を求める」「民主主義を返せ」などと書かれた垂れ幕を持ってオルバン首相の政権運営に抗議しました。
ハンガリーでは、今月行われた議会選挙で与党が圧勝しましたが、選挙のあとからオルバン首相の強権的な政権運営への批判が強まり、ブダペストなどで大規模なデモが相次いでいます。
デモの主催者は、オルバン首相が政権に批判的なメディアを廃業に追い込むなど圧力を強めた結果、選挙戦でも国営メディアなどが一方的な主張ばかりを伝え、不公平だったと批判しています。
メディアの中立性の問題というより、ソロス財団を含む外国のNGOに重い税(25%)を課し、あわせて活動をハンガリー政府に報告することを義務付けた、というのが問題の核心だと思う。
オルバン率いるハンガリー政府とソロスの闘いは、世界中で知れ渡ってる。
普通に、英語圏の記事はSorosを見出しに入れてじゃんじゃん書かれている。
で、現在ソロス財団はハンガリーの財団を閉めて、ドイツのベルリンに移転を決定してる。これはやっぱり活動を補足されるのがイヤなんでしょうね。で、同じEU内ならOKだろうとベルリンに居を構えて東欧にちょっかいを出すつもりなんでしょうか。
Soros foundations to quit Hungary amid political hostility
ハンガリーの側は、本文中にもあるようについ2週間ぐらい前にあった総選挙でオルバン政権は圧勝した。ソロスとの闘いを長いこと知った上で、国民はそれでもオルバンだったというしかない状況。
若干ながら野党第一党が票を減らしたような勝ち方だったので、やっぱりオルバン強しはまったく不動という感じ。
だから、選挙後から、これはソロス一派の逆襲が来るだろうと思っていたところにホントに来た。
にもかかわらず、NHKがこの問題でソロスのソの字も出さないというのは、ほぉっですね。やっぱり、ソロス系統は善玉であるという理解なんですかね。
で、ハンガリー状況は確かに大変。なぜならこのようにNHKまで含めることのできる巨大グローバルメディアネットワークがハンガリー政府の敵になっているからとも言えるでしょう。
で、ですね、いい加減このへんをもっと正直に見ないと世界中の民主主義なるものも怪しくなるばかりでしょうね。
だって、メディアの中立性とかいうけど、巨大なグローバルメディアネットワークは、インチキ情報出そうがおかまいなしという状態で、それを根拠にどこかに空爆しかけ、国民がどうしても移民を増やしたくないところからガンガンに反ソロス、反グローバリズムになると、とたんにそのインチキネットワークが嵩にかかってくる。これって中立というのか?
およそいっそ、the West 公認メディア以外を信じるなとお触れでも出した方がすっきりする。まさしく異常な世界だが、しかし現実は実際異常なのだ。
そして、それを追及する例えばロシアメディアが何かを言うと、「ロシアの言うことを信じるのか」とか「ロシアの犬だ」とかいう、戦時中のプロパガンダ体制みたいな否定の仕方を国民に奨励する始末(イギリス政府がとりわけひどい。首相みずからやってる)。
もはや西側主要メディアは、血の中傷に入ったも同然と前から書いている通り。そう、そもそも実にまったく信じられないぐらいに差別的。中東やロシアあたりの人の意思は無視され、死のうが生きようが関係なしといった態度を本当に取るのが西側主要メディア。現代のナチス体制そのもの。
私は、現在機能不全に陥っているのは、この、西側がステルス支配に使用してきた「巨大なグローバル情報ネットワーク」(含むメディア媒体&情報機関)だろうと思ってます。
しかしこれは150年ぐらいかけてできたものだから、そうでなくなるというのは大変なことだなと思う。それはちょうど金融のグローバル決済システムの問題ととても似てる。
ちなみに、アルメニアでも反政府デモが不気味に続いて大統領との闘いになってる。
まぁその、ソロス財団は、ロシア、東欧の「民主化」に著しく特化していたという点で、もうなんてか終わった組織だと思う。でも、巨大すぎて終われないという側面もありそう。軍産みたい。