用之必勝!?

偏ってますけど、反面、何でも「あり」ってこってす。 ぽりしぃ薄いッスけど、とりあえず、「横浜」贔屓です。

中電お気の毒の構図.....か.....

2011年05月09日 09時12分48秒 | 放射能?
 浜岡原発 基準不透明、分かれる評価(産経新聞) - goo ニュース

2011年5月9日(月)08:00
■「首相の英断歓迎」「デメリット最小化策示せ」
 中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)に対する菅直人首相の運転停止要請をめぐり、関係者に戸惑いが広がっている。国は東日本大震災を受け、巨大地震の想定を見直す方針を決めたが、東海地震の想定を変えるかどうかはまだ結論が出ていない。このため浜岡原発の安全性を再評価する基準自体が不透明なのが現状で、浮足だった議論を招いている。
 東海地震は南海トラフ沿いで起きる海溝型の巨大地震。過去の歴史記録から、約100~150年間隔で繰り返し起きるとされる。最後に起きた安政東海地震(1854年)から100年以上が過ぎ「いつ起きてもおかしくない」とする学説が昭和51年に提唱され、国の防災態勢が整備。政府の地震調査委員会は、30年以内の発生確率は現在87%と極めて高く見ており最悪の場合、9200人が亡くなるという中央防災会議の想定もある。
 同年に運転開始した浜岡原発は想定震源域のほぼ中央に位置するため、その安全性がたびたび議論されてきた。しかし、国はマグニチュード(M)8程度の想定東海地震が起きても十分な耐震性があると評価し、現在も法的には稼働可能な状態にある。
 菅首相がいわば超法規的措置で停止要請に踏み切ったのは、国が東日本大震災の巨大地震と大津波をまったく想定していなかった事実を重く見たためだ。特に津波は東京電力福島第1原発で想定の約2倍に達し、重大な事故につながった。
 この反省に立てば、東海地震が想定通りにとどまる保証はない。安全性の確保を最優先するため、防潮堤設置などの対策が終了するまで浜岡原発を一時的に停止すべきだとする首相の判断については8日、大阪府の橋下徹知事が「政治家にしかできない英断」と評価し、京大原子炉実験所の小出裕章助教(原子核工学)も「非常事態のなか、法律の手続きを超えた首相の決断を歓迎したい」。首相の判断に一定の合理性を認める声も聞かれる。
 しかし、九州大の工藤和彦特任教授(原子炉工学)は「停止要請の根拠を東海地震とするならば、原子力安全委員会や原子力安全・保安院が安全面での判断と結論を出し、首相に提言すべきだ。首相の判断は極めて政治的で、手続き上の筋が通っていない」と意思決定と説明のプロセスへの批判も。工藤教授は「政府は単なる要請で済ませず、日本経済や電力供給へのデメリットを最小限にする方策を十分に示すべきだ」と注文をつける。
 首相が会長を務める国の中央防災会議は先月27日、東海地震を含む巨大地震の規模や津波の想定について、従来の評価法を再検討し、抜本的な見直しを行う方針を決定した。
 つまり現行の東海地震の想定は法的には有効でありながら、科学的には疑問符も付くという“グレーゾーン”に位置することになった。浜岡原発の安全性を判断するのは現状では難しく、事業者である中部電力にのみ難しい判断を強いた格好になっている。


 とりあえず、こんな話も聞こえてるし、中電さんには文字通り「頑張って」もらいたいかな?
 中部電、原発停止受諾の公算…LNG調達にめど(読売新聞) - goo ニュース

2011年5月9日(月)03:07
 中部電力は9日午後に臨時取締役会を開き、菅首相による浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)のすべての原子炉の運転停止要請について、対応を協議する。
 臨時取締役会に先立ち、中部電の水野明久社長が菅首相と会談し、国の支援策などについて確認する見通しだ。それを踏まえ、中部電は9日に停止要請を受諾する公算が大きい。
 7日の臨時取締役会では、夏場の電力供給力を確保できるかどうかについて見極めが必要として結論を先送りした。しかし、浜岡原発を全基停止した際に必要となる火力発電用燃料の液化天然ガス(LNG)の調達にめどを付けたため、中部電首脳は、「9日に受諾を決める可能性が高い」との見通しを示した。中東・カタールに出張した三田敏雄会長は9日にも帰国する見通しだ。


 マイナス要因って掲げるときりがない気がする。 停電に直面するかもしれない人にとっては、将に死活問題って場合もあるしね.....。
 首相、愛知知事・名古屋市長に協力要請 浜岡原発停止(朝日新聞) - goo ニュース

2011年5月9日(月)00:13
 菅直人首相が中部電力の浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の停止要請を発表後、愛知県の大村秀章知事や河村たかし名古屋市長に直接電話して理解を求めていたことがわかった。大村知事が経済活動への影響について懸念を伝えたのに対し、首相は「支障をきたさないようにする」と強調したという。
 大村知事によると、7日午後2時ごろ、首相から携帯電話に連絡があり、「理解と協力をお願いしたい」と説明を受けた。大村知事が「私は経済活動などに責任がある。産業県・愛知がフル回転して震災後の日本を支えようと言ってきた」として電力の融通についてただすと、首相は「万全を期す」と応じたという。
 さらに、首相は「浜岡は特別だ」としてほかの原発に停止が波及することはないとの考えを強調。「防潮堤など対策を講じれば再開できる」と述べたという。
 同夜には、海江田万里経済産業相からも「関西電力に、中部電力へ電力を融通するよう伝えた。具体的な対策を講じる」などと電話で説明を受けたという。
 一方、河村市長は菅首相に対し、「(エネルギー問題は首相の)得意分野だから色々やってみればいい。ただ、電気料金だけは上げたらいかん」と要請したという。(石井潤一郎、寺西哲生)

 この記事ん中じゃ、河村さんの言ってることだけ受け入れたいトコだな。 大村さんの言うことも分るけど.....。
 折角盟友も後押し表明してるんだし、あんまり中電が止める方向で動いてるのの逆提言は欲しくないっしょ!
 橋下氏「停止要請は大英断、関西の電気を融通」(読売新聞) - goo ニュース

2011年5月8日(日)22:28

 中部電力・浜岡原発(静岡県御前崎市)の運転停止要請を巡り、大阪府の橋下徹知事は8日、民放の報道番組で、「停止要請は大英断だ。大阪府民全体で(節電に)協力する。関西の電気を少しでも余らせて中部に送りたい」と述べた。
 関西広域連合の各府県にも呼びかけ、具体的な節電計画を策定するという。
 橋下知事は番組で、「無駄な電力を抑制すれば、原発停止で失われる電力を賄える」との見通しを示した。共演した海江田経済産業相は「ぜひお願いしたい」と語った。
 東日本大震災後、橋下知事は関西に電力を供給する原発の新設を止める構想を打ち出していた。番組終了後、橋下知事は報道陣に対し、「今までは(施設名を特定しない)抽象的な目標だったが、今後は浜岡原発の停止が目標になる。関西全体でどのように難局を乗り切るか、計画をしっかり立てたい」と話した。

必要な措置なんでしょ?

2011年05月09日 08時37分13秒 | 放射能?
 冷却装置設置へ扉開放 福島1号機「環境に影響ない」(朝日新聞) - goo ニュース

2011年5月8日(日)20:33
 東京電力は8日午後8時過ぎ、福島第一原発1号機の原子炉建屋内で作業をするため、タービン建屋との間をふさいでいる二重扉を開放した。この影響で、原子炉建屋内の放射性物質が空気とともに外部に放出された。東電は、放射性物質は微量なので環境への影響はほとんどないとしているが、放出前に福島県や周辺市町村に連絡した。
 扉の開放は、事故で損傷した原子炉を安定的に冷やす装置を原子炉建屋内に設置するため、作業員が出入りするのに必要な措置。今後は常時開け放しておく。
 東電によると、扉を開放するとタービン建屋内の空気が原子炉建屋内に流れ込み、原子炉建屋内の放射性物質が空気とともに押し出されて、破損した天井のすき間から外部に放出される。
 東電の試算によると、放射性物質の放出濃度は、1号機西側360メートル付近での空間放射線量で毎時0.00042マイクロシーベルトに相当する程度。現在、原発敷地の境界で測定されている値の約4万分の1という。
 東電は8日未明、放出の影響評価について経済産業省原子力安全・保安院に報告し、同日午後に保安院が了承した。保安院の西山英彦審議官は8日午後の会見で「周辺環境への放射性物質の拡散予測をしたところ、一般公衆の線量限度に比べて十分小さい」と話した。東電が福島県や原発周辺の市町村、政府が周辺諸国などに放出を事前に連絡した。
 保安院は今回放出される放射性物質の総量を5億ベクレルと試算した。4月に海に放出した比較的低濃度の放射能汚染水に含まれていた量の300分の1程度。
 扉の開放に先立ち、東電は5日から、放射性物質を取り除く装置を設置して原子炉建屋内の空気の浄化を続けた。その結果、放射性物質の濃度は7日午後3時過ぎには1立方センチあたり0.0197ベクレルに下がった。目標の0.01ベクレルには届かなかったが、東電は十分に減らせた、とした。
 扉の開放に先立ち、東電は5日から、放射性物質を取り除く装置を設置して原子炉建屋内の空気の浄化を続けた。その結果、放射性物質の濃度は7日午後3時過ぎには1立方センチあたり0.0197ベクレルに下がった。目標の0.01ベクレルには届かなかったが、東電は十分に減らせた、とした。
 開放した後、東電は9日早朝、1号機の原子炉復旧に向けた準備作業に入る。原子炉建屋内で放射線量を測定し、中で作業できるかどうか確認したうえ、原子炉を冷やすための水を循環させる配管の点検作業に入る。
 一方、原子炉圧力容器の温度が上昇している3号機では、冷却のための水を確実に原子炉内に入れるため、注水する配管を変更する。7日は、枝分かれした配管に水が流れないように弁を閉める作業をした。
 また、一部の配管は冠水したタービン建屋地下に弁があって閉めることができないため、配管を切断して閉止板を入れる作業をする。その際、配管とつながっている復水器の水があふれ出る可能性があるため、8日午後、復水器にたまった水を一部タービン建屋地下に放出を始めた。(坪谷英紀)


 明確な情報公開は必要だと思う反面、事態鎮静化に向けて必要な作業なんだろうから、殊更安全性を強調しなくてもイイかなぁ?などとは考える。 と、言うか、この辺の数値を並べられても「所詮程度の差」でしかなく、安全だと言うなら信じるしかないし、何かできたとしても、ここに並んだ数字と説明の妥当性を、ネット検索に頼って調べる程度のこと.....調べて、明確に「東電(政府/保安院/原子力安全委員会)の言っていることはおかしい!!」なんて事象に、当たった例はない。
 ぶっちゃけ「だらけ」てきてはいるが、今回の件に関しては、極力「時系列」に「事実」を整理して記録しておきたかっただけ.....。 何に役立つか?なんてことを考えたんじゃなくて、後々振り返ってネット検索する手間を省けないか?なぁ.....程度の話だ。 復興を早期に!!とは思うけれど、復興がなればなったで、割とこのテのネタが風化するのも早いもんだからね.....。