マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

『平家物語』講読会に参加

2011年12月27日 | 読書

 来年度のNHK大河ドラマは「平清盛」で、来年1月8日(日)スタートとの事。一方、家人が主催する「源氏物語」講読は10月に終了し、11月からは装いも新たに「平家物語」が始まりました。NHKドラマ「平清盛」の影響が多分にあり、私はこの読書会に参加し始めました。読書会とは言え、家人が”先生”的役割を演じるこの会への”生徒”としての参加は若干の躊躇いはありましたが、原本で「平家物語」を読む羅針盤にと思い、参加を”決意”しました。
 会場はご近所にある駒込地域活動センターで、第1回目は11月26日(土)
に行われました。構成メンバーは10数名で、参加者は私以外既に4~5年はこの会の参加者。新参加の私に新入生挨拶が回ってきて、上記の様なことを語り最後に「新入生歓迎コンパ、暫くはご遠慮します」と笑いを取って、すんなりと会に溶け込みました。
 使用テキストは「平家物語」(岩波書店版)で、第1回は巻第一。その巻の時代背景などの解説が先生からあり、予め決められた担当者が、例えばこの日は、その中の「祇園精舎」と「祇王」を朗読し、簡単なレポートの後先生からの講釈があります。
 私も巻一全文を読みましたが、高校時代の「古典」を読むような苦戦はありませんでした。この物語は800年以上も前に作成された物語にしては読みやすく、しかも詳細な解説が付いていますから、読み進められるのでしょう。ただ配布された”皇室・貴族諸流関係系図”の様な人脈図は絶対に必要で、これが無いと多くの登場人物の整理がつきません。
 第2回は12月17日(土)に行われ、、この日は「殿下集合」「鹿谷」「御興振」が読まれました。かって日本史で学習したことなどが登場するとホットしますが、なにせ遠い昔のこと、多くは忘れています。時代背景を知ろうと「新・平家物語」(著:吉川英治)と「平家」(著:池宮彰一郎)を借りて来て両方を読み比べると「平家」の方が読み易すそうで、更に「新・平家物語」と比較すると短いので、こちらに決めて読み始めました。上中下の3冊、1月8日には間に合わせたいと考えています。
 会のメンバーには、実は私が担任をした生徒が2名いて、来年1月には新年会をやりましょうと、飲み会の日程は簡単に決まりました。