50年振りに高校時代の友人と再会し、秘湯を守る会の湯「湯の澤鉱泉」を巡る旅を楽しんで来ました。
発端は、春と秋の年に二度ほど、山か旅を共にする瀧川さんへ「秋の旅路」と題してのメールを送付したときに遡ります。秋の旅先きを3つ提案しました。①旧友伊達君と三人で、湯の澤温泉への宿泊 ②高尾山から裏高尾への日帰り縦走 ③高川山+ハーヴェストクラブ山中湖への宿泊 がその内容です。そのうち①が希望との返信が来て、その準備を進めて来ました。
瀧川さん、伊達君と私は都立小山台高校定時制の同窓生。その内、特に伊達君は特異な人生を歩んできました。私とは同学年・同クラスでの高校生活をスタートさせましたが、高校3年生の時再び肺結核を患い、2年の留年を余儀なくされました。23歳での高校卒。結核療養中に政党活動に目覚め、30代で茨城県へ移住後は県議会議員選挙にも立候補したこともある”つわもの”。その名も伊達郷右衛門。今は県平和委員会の代表幹事を務めるなど、45年近い年月を”世直し”活動一筋に生きて来ました。高校時代も含め呑み友達でもありましたが、卒業数年後からは年賀状のみの付き合い。ずう~と気になる存在でした。 さて湯の澤鉱泉ですが、朝日新聞にこの鉱泉の檜風呂が紹介され、水郡線「山方宿」駅下車の鉱泉宿と知りました。その時に水戸に住む伊達君の事を思い出し、何時かはと心に留めておいた事が実現したのです。(写真:湯の澤鉱泉玄関)
その彼との再会は常磐線「内原駅」。駅の改札で、お互い直ぐには気が付きません。それらしき人物に、私は手を振り自らを名乗ると「道で会ったら誰だか全く分かんらんな」と彼。50年振りの再会の、最初に交わした会話です。 この40年、車で地球を10周はしたと豪語する彼の運転に任せて、
10月14日(日)~15日(月) 内原⇒水戸偕楽園⇒湯の澤鉱泉⇒袋田の滝⇒西山荘⇒内原 と巡った旅は次回ブログに。(写真:偕楽園の梅林)