知人のTさんから大量の栗を頂いた。測った訳ではないが2キロはあっただろう。Tさんの故郷丹波から送られて来たもので、茹でた後冷凍されていた。商業ベースに乗ったものでは無く、多分、故郷の皆さんが拾い集めたもの。
栗は妻の大好物で、これは喉に閊えないそうだ。そう言えば、京都の醍醐寺で売っていた焼き栗(これは寺の裏山のもの)を買って、宿で「美味しい、美味しい」と言いながら食したこともあった。信州のスーパー”つるや”で袋パックされた甘栗を買う事も多い。
栗と言えば、栗ご飯だろう。これで、秋の味覚を充分に楽しめる。問題は皮の剥き方で、これが面倒だという人も多い。ネットで「簡単な栗皮の剥き方」も紹介されているが、家人は焼き栗が一番と、簡単に、美味しく食べられる、独自の方法を持っていて、食事に関しては貴方任せの私は、その方法で出来あがった焼き栗を食べるだけである。
その方法は至って簡単で
①茹でた後冷凍保存(今回はこの作業は無かった)
②食べたい時に栗を一人5個ほど冷凍庫から出し、包丁で切れ目を入れる。
③オーブンで、9分間焼く。
④焼きあがった栗を皿に盛り、切れ目を境に、手で二つに割る。
⑤スプーンで栗を掬い出しながら、余すところ無く食べる。
この方法だと、栗の皮をむく手間が省ける。焼き栗にすると、栗の美味さが直接伝わてくるという食感がある。頂いた丹波栗は、今まで食したなかでも出色の美味しさだった。
勿論、栗ご飯が好みという方も多いだろう。今日は、こんな食べ方もあるという話。冷凍にしてあるので当分の間、秋の味覚を楽しめそうだ。