マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

‘’ほ~ほ~ホタル来い‘’(荒川区ホタル鑑賞の夕べで)

2014年07月06日 | 東京散歩

 私が補助教員として勤務する荒川5中の校内に掲示された「第15回 ホタル鑑賞の夕べ」のポスターを見て、今年はこのイベントに是非参加したいと思った。区には「荒川区ホタルを育てる会」なるものが存在し、我が校の生徒たちもその活動に参加しているように感じていた。往復はがきで申し込みをしたのが、6月中旬。返信がなかなか来ないので外れたのかと諦めかけていたところ、数日前に”7月4日(金)参加可”の返事が来た。
 予想を超えた多くの人が訪れ、素晴らしいホタルの空中遊泳を観て、妻共々大いに感激し、大興奮を味わってきた。今回のブログはその時の様子。





 開催場所は「荒川自然公園」。都電荒川線「荒川二丁目」下車すぐのところにある公園だが、私たちは白山上から浅草寿町行きの都バス利用で荒川区役所前で下車し、少し歩いて受付に到着。そこで8時20分入場者の列に並ぶと、後ろに次々と参加者が並び始め、家族連れと子供の多さに驚かされた。受付ゲートを通る際に団扇を渡されるのだが、渡す人を見て更に吃驚。なんと荒川5中の先生方がここで係りとして働いておられたのだ。勤務時間はとっくに過ぎている。先生方の中にも「ホタルを育てる会」に参加し、ボランティアとして活動されている方がおられるのだろう。
 受付ゲートを通過した後も更に20分ほど待っての漸くの入園。暗いなかを先導の方に連れられて、20名単位くらいの集団でゆっくりと纏まって進んでいると、後ろから子供の声で”ほ~ほ~ホタル来い”の声が聞こえ、昔聞いた懐かしいメロディーに、私もその童謡を口ずさんだ。
 木道を進むと、微かに水の流れが観察出来、木の葉に止まるホタルや飛び交うホタルの仄かな光
が見えて来た。私はホタルを見るのは2年前のマレーシア以来だが、妻は実に久しぶりのことなので、それだけでもう感激していたが、実は最後の最後に凄い舞台が用意されていた。

 
 上の写真(これは昼間撮影されたものだが)に見えるように、黒い布(?)で長い
トンネルが作られていて、その中に入ると、もの凄い数のホタルが、手の届きそうな空間の中を、独特の曲線を描き光を放ちながら飛んでいたのだ。真っ暗闇のトンネルをゆったりと歩きながらの鑑賞。見事な演出だ。ホタルの光の競演を堪能した。これは来年は是非、人を誘って鑑賞に来ようと妻と語った。当然のことながら、撮影禁止。それが残念だった。