3年前から東京のラジオキー局の報道番組を録音して聴いている。
今日(1/6)の文化放送の『ニュースSAKIDORI』を聴いていたらMCから3月25日で終了することが告げられた。エッ、残念だ。
気のせいか急な印象を受けた。
ラジオは専従記者が少ないという。いくつか聴いているが、どの局も国会、現場取材、電話取材に機動力があり、所謂「尺」が長いので、キャスター、コメンテーター、ゲスト解説者の分析・意見が掘り下げられていて核心を突いている。
TBSラジオでは2020年に番組の大幅な改編があり、報道番組の中止、変更が続いた。
・歯に衣着せぬしゃべりの久米宏氏の『ラジオなんですけど』が2020年6月に終了。
・気鋭の評論家、荻上チキ氏の『Session22』が2020年9月から22:00から15:30開始へ移行。
・経産省の〝プレミアムフライデー〟を持ちネタにしているライター・竹田砂鉄氏の『ACTION(15:30開始)』が2020年9月に終了。『アシタノカレッジ』の金曜日のみのMCへ移動。(22:00開始)
などである。
今のところどの番組にも変化は感じない。
一説によると、官邸はTV報道番組の発言をチェックしているという。いくつかの夜の時間帯の〝模様替え〟が話題になったことがあったが、それを堺に〝忖度報道〟への傾斜が顕著になった姿を見てきた。
最近の一連のラジオ報道番組の終了、改編が気になる。