福岡も6日目、明日(18日)でさようならだ。
「鍋島焼き」の窯元の里を散策してみた。
鍋島青磁 藍鍋島 色鍋島
かつては将軍、藩主への贈答品として焼かれた最高級磁器。
17世紀に高麗人から伝えられ、有田で鍋島藩直営の窯として焼かれたが、人の往来が激しく、秘法が漏れるのを防ぐために山で囲まれた大川内山に移された。
ここには関所が設けられ、関係者以外の立ち入りが禁止されていたという。
明治4年の廃藩置県で、作陶が途絶えたが泉右衛門により再興され、今日に至っているとある。
30数軒の窯元の甍と再び故郷に帰ることも出来なかった高麗人の無縁墓を眺め、ご苦労を偲んだ。
手の届くぐい呑み飲みを二つと自転車の絵柄の小皿を買った。
主人が自転車好きとのこと。🚲
関所跡
2023/4/17