9月に入った。
キノコ、山葡萄、コクワ・・・子供の頃の血が騒ぐ。
数年前に見つけた秘密のコクワの森に行ってみた。JAの農作業支援の昼休みに近くの防風林に成っているのをみつけ、やった〜と小躍りした。
以来、「コクワ酒」を漬けている。熟す前の固いものを35度の焼酎に氷砂糖とともに漬ける。コクワは熟すと外観も味もキウイそのものになる。
古いのは5年物の〝古酒〟になった。昔、大人たちが薬用酒と言っていたので疲れた時に少し飲む。
去年は猛暑の影響か、コクワは殆ど成っていなかったが、今年は平年並みの作柄?だった。
羆のエサになるので今年は山オヤジが里をうろつかないよう願っている。
来年の秋にうっすらと琥珀色になって飲めるようになる。
こうして1年1年を暮らせれば幸せだなぁと瓶を眺める。
今日は秋の北海道からまだ夏の福岡に出掛ける。
7日の九響演奏会のリハーサルが末永の森の練習場で始まった。