JAの農作業支援で加工用大根の収穫に行ってきた。
春大根、夏大根、秋大根に加えてコンビニおでんや刺身のつま用の加工向け大根だ。
とにかく太くて大きいので重たい。
畑ら抜いて葉を落としてメーカーに直接出荷される。Y農場は茨城県に送っているとのことだった。
通常食べるサイズは捨てられるのだから妙なものだ。勿体ないから貰ってきた。
休憩の時に収穫機械を見ていたら大学の友人のM君が思い出された。
元の職場の研究員をしていた時に試験場を訪ねたことがあった。丁度、「大根収穫機」の開発をしている時で、机の上の農機の模型を手にして、機械を開発する時は、まずは形をイメージするのだと語っていた。
機械メーカーよって製品化されたものと手にしていた模型は良く似ていたように思う。
二つのベルトに葉の部分が挟まれて車輌の上部に上がってきて葉の付けが切断され、ベルトコンベアに落ちる。後は人力で金属コンテナに積み込む。
作業機械が方向転換したり、コンテナ交換の時以外は次々にやって来る大根に目が回る。
昔は手で抜いていた時代。大根の作付け面積は奥さんの了解がないと出来ないと農家のオヤジさんに聞いたことがあった。
M君らの開発した大根収穫機は大活躍していた。
《だいこんの花》