「桜を見る会」にサントリーが飲み物を無償提供していたという一件から、思想家の内田樹氏と元文科相事務次官の前川 喜平氏が〝サントリー不買ひとり運動〟を続けているとツィートしていた。
忘れないために、何かやることはあるものだと気付く。
メディアは取り上げていないが、今日(18日)は「れいわ新選組」の代表選挙の最終日だ。
20:00頃には公式ユーチューブで結果が公表される。
2019年4月に山本太郎参議院議員(当時)がたった一人で立ち上げ、その年の7月の参議院選挙の時に僅かなカンパをした。
以来、活動報告等のメールが来るようになった。
本当にきめ細かくて感心することが多々ある。
ある時、「次の代表は選挙で選びたい。ついては、まず共同代表制にすることの賛否をプレ投票で決めたい。オーナーズ(会費あり)かフレンズ(会費なし)になっていただき、参加しませんか。」とのメールが届いた。
手触り感が新しくて素朴でオープンで、政策も支持出来るのでフレンズで参加することにしていた。
プレ投票で共同代表制が決まり、今月10日にネット、ハガキによる代表選挙投票が始まった。
「れいわ新選組」は8名の衆参国会議員が所属する。
最初の国政選挙である参議院議員選挙でALS難病患者の舩後靖彦氏、重度障がい者の木村英子氏が当選を果たしたことは、〝国会は歩き回って議論する場〟というそれまでの考え方を一変させる衝撃があった。
今度の代表選挙は、オーナーズ、フレンズ、地方議員とその公認候補者、国会議員と党関係者の投票数を基準として1名を選出し、その代表者が共同代表者を指名する方式だ。
立候補者は、国会議員の山本太郎、大石あきこ&くしぶち万里(ペア)、そして作家・文筆家・批評家の古谷経衛の各氏である。
政治家に限らず古谷経衛氏のように民間人の立候補も受け付けるところが「れいわ」らしく既成概念に囚われず斬新だ。
公党では初めてではないか。
国の重要な方針を国会の議論も無く、閣議で一方的に決めてしまう専制的な政治がずっと続き、閉塞感のようなものが生れている。
メディアは国会解散について押し黙ったままだ。
これを破るには大企業・労働組合、宗教団体などの組織に頼らず、一人ひとりの市民のボランティアと寄附に支えられた新しいタイプの〝草の根政党〟を育てることではないか。
8名の国会議員が所属する公党として、その動向を注目している。
新しい民主主義、非自民連立政権の樹立、正統中道政党への脱皮、党内議論の活性化、徹底的な積極財政の展開・・・今回立候補した方々の演説を動画配信で見て投票先を決めた。