覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

上演後 芝居がはねて

2005年04月03日 16時50分16秒 | Weblog
 私は、レース直前までマイネルソロモンを推し、自分では馬券を買わずに見守っていた。その本命視は当たらなかった。が、なぜ、昨日夜9時前の記事で、ダービー卿の人気薄2着 3着の 1番 14番 を指摘できたのか、雑誌「優駿」からそれを牽いて来ているのだが、私の読み込みでも、結論的に先週の高松宮記念のようにそこに今日の結果にぴたりの示唆があったわけではなかった。確実にこれはこうなると言う示唆も存在するが、毎週行われる全重賞全メインレースにそれは期待できない。勢い、読みきれる週を待つことになる。

 「根拠」と称するものが何であれ、好みで好きな馬をあげ、たまたま有力所と目されたうちの2頭、5番 9番 で大阪杯が決まって、自分は的中したと言う人々の放言に、私は興味ないし、そこに自分の1票を賭けようとも思わない。

 競馬は演出ではじめから、レース前から結果が決めてあり、それが全てのレースではないが、暗示示唆されておりそれを読み取れれば、たまたま当たるのでなく、正しい読み取りで自信を持って勝ち馬投票をすることが出来る。その基本的スタンスは間違いない。現在の自分の実力として、皐月賞が翌年の大阪杯につながる と言うことを、データという客観的なものでここにも提示した。また、ダービー卿で自信はなかったが(通常の馬と競馬の知識があれば人気が示すように私にも俄かに信じがたい)1番 14番 が目に付きそれを書いた上で自信がないと言って実際に投票しない、まあ、その程度のことで、不自然な「人気」のサンライズペガサスがどうも来そうだとの、うっすらした感触がレース直前にあっただけである。
 去年の皐月賞ゼッケンそのままだった大阪杯(⑭-⑱ が9頭立てで⑤-⑨)だが、私も絶対の自信があるときは投票する。そこまで思い入れられない今週であった。改めて、昨日の記事の大阪杯は前年の皐月賞から は確認して頂けただろう。その程度で来年もやって来る皐月賞からの大阪杯を待たれるがよい。必ず連動するわけでもないが、助けになるはずである。



 昨日今日とその程度だったと思う。

 わざわざ読んで頂いて、かする(ニアピン!)のでも、暗示でもなく、ピタリの的中を望まれる方のために私も、人前を憚りつつ、申し上げるときははっきり、可能な範囲で、申し上げるつもり。

 今日、ダービー卿で、推奨した2枠が消えたことの意味は、消える前から予期していたものがある。的中かどうかに関係ない予想をして置いてもよいだろう。来週桜花賞では、2枠3番に人気馬が入るからである。その馬が何か、皆さんにも予測は付くだろうと思う。

 そして、今の時点、いや先週の宮記念終了の時点において、来週の桜花賞で私が買う馬券は1点しかない。枠連の1点である。(既に決まっていようが)枠順が出て、大変納得がいけば大きく、納得が不足でも必ずその馬券は買う。その意を強くした今日の結果であった。


 皆さん、今日読んで今日すぐ儲かると言う目先馬券をあてにでなく、私同様、必ず狙い打て、自信を持って馬券生活出来る読み、見解、察知能力を育て、感得してもらいたい。来週、桜花賞で私と同じ枠連○-○ をお付き合い頂ける方は、また覗いて頂きたい。


 秋の天皇賞で最下位に負けた馬が、復活とか称し、このメンバーで勝つ また中京記念2着馬が、GⅠ級を相手に最後1番人気になり、圧勝する、すべて演出である。来週も、予定通りの、資格馬が桜花賞を勝つ。インタビューを見ても、ヨシトミは全然嬉しそうでない、予定の上演を終えた役柄通りの役者の顔である。



 また、しかし格別、来週が楽しみである。

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3番の武

2005年04月03日 14時44分16秒 | Weblog
 3鞍で3番に乗って登場の武豊。9Rも1番人気でやらず。アドマイヤグルーヴ も3番で控えているが、これは実力とか調子というものではなく、先週GⅠを含む3鞍連勝したあとを引いた、演出。大阪杯、オッズを見て、5番が実績以上の低配当ではなかろうか。

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ピサ

2005年04月03日 12時59分14秒 | Weblog
 中山実に5R 6R と続けて、6番 北村騎手 藤沢厩舎のピサノ の馬が発射した。バチカンを追悼する遠まわしとして、イタリアは斜塔で有名なピサを出してきたとも思われるが、これで、今日の重賞6番は禁物になった。ドン 買ってはならないと思う。北村の位置の不思議さも悩ましかったが、メインの1枠1番もさらに弱まる。

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GⅠ前週の重賞

2005年04月03日 11時48分43秒 | Weblog
 中山のメイン重賞ダービー卿だが、週中に言ったことも考え合わせ、総合的に見て、2枠の中心は動かしがたいと考える。37pの四位の写真、49pのキョウエイマーチのことなど総合し、やはり、昨日示した1番 14番の両者は強い示唆が見えないと見て、ゾロ目の2-2 を一番手に見てみたい。2枠でも4番のソロモンの方の単が強く、勝つのはこれと見る。1番は北村の1番続きのサポートが枠順にあることは事実。

 この中山のゾロ目性がその通り出れば、阪神のアドマイヤ2頭決着は弱くなる。昨日お話したように、昨年皐月賞からの示唆を中心に据え、その連動を裏切らないというスタンスでGⅠ前の週を正攻法で見つめたい。ライブドアのドアを逆さに馬名に持つ アドマイヤ 、もしグルーヴがよいと思われるなら、そこから、9番 7番 5番のどれかでよいと思う。当座ライブドア騒動が続く中で、アドマイヤを捉えたい。レースが進めばさらに絞れよう。

 全国市町村大合併が年度始めで達成され、昨日も各地でゾロ目を展開して大きな馬券も出した。ダービー卿では、不思議に実績の割に人気を背負わせているフジサイレンスが岡部引退記念の2着の記憶から人気に見せているが、この引退式の2万2千人という不思議な概数に疑問を晴らす2枠発射かも知れない。

 ローマ法王の御逝去を、今日の世界を創ったお方のお一人として、JRAとともに御悼み申し上げる。ダービー卿の2枠3番は来ても2着で来週に突入したいものだ。

RDの「高い意識」 とは、GⅠ牝馬の貫禄と自負 とみて、前回の札幌記念ファインモーション勝ちと同じ、牝馬の出番が用意された今日のメインに注目。キョウエイマーチの桜花賞8-8のページの仕掛け、私は見抜いているつもり。

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産経大阪杯について

2005年04月03日 00時12分12秒 | Weblog
 2つの結論が出てきて、どちらかだと思うのだが、馬連各1点ずつを提示して置きたい。



 武が勝たない土曜日の翌日、発射が続いたアドマイヤだが、常識的に避けるこのアドマイヤも、優駿49Pから、俄然ワンツーがあるとも取れる。RDの、「高い意識」の文言の一致は、今週と昨年の8月の札幌記念の週である。札幌記念は8月22日


1着 6枠6番 ファインモーション  武豊
2着 3枠3番 バランスオブゲーム  田中勝

で決まっている。3番のファインモーションはアドマイヤグルーヴと同じ、武騎乗で ローズS エリザベス女王杯を連勝した馬である。
 優駿の49Pは8-8 のゾロ目で決まった97年のキョウエイマーチの桜花賞で、今回のこのレースでの揃い目は、アドマイヤの1,2着。



 もうひとつの読み筋は、この大阪杯のレースの連動レースに端を発する。その連動レースとは、一年前皐月賞である。

 1989年の平成元年以降、前年の皐月賞の目がこのレースに踏襲されること、昨年まで16年で実に14回。ともに2000mのレースだが、必然性が何かの議論はさておき、向こうがこれを決めてやってきていることなので、これを基本的に尊重する。図表化しないが、たどっって見ると、



 昨年の大阪杯は前年皐月賞の1着ネオユニヴァースの3番ゼッケンと、2着サクラプレジデントの3枠の組み合わさった3枠3番マグナーテンとネオユニヴァース自身で決まっている。その前は、皐月賞ノーリーズンの2着タイガーカフェが5枠だったのを受け、03年大阪杯は5枠タガノマイバッハの勝ち。その前が皐月賞馬アグネスタキオンの4枠7番は翌年大阪杯の5枠7番サンライズペガサスの1着につながる。その前は、2000年皐月賞2着の2枠3番ダイタクリーヴァから、01年大阪杯は2枠トーホウドリームと3番エアシャカールで決する。その前のオペラオー オースミブライトの6枠ゾロ目の皐月賞は翌年大阪杯につながらなかったが、その前の皐月賞セイウンスカイが3番で勝てば、翌年大阪杯は3枠3番サイレントハンター勝ち。その前が2番シルクライトニングが翌大阪杯の2番エアグルーヴの勝ちに、またその前が皐月2着のロイヤルタッチ6番が、97年大阪杯の2着ユウトウセイの6番になる。その前95皐月から96大阪杯がまたやらず で、その前ナリタブライアンの2着サクラスーパーオーの7番ゼッケンが95年大阪杯の2着7番のダンシングサーパスに、その前が2着ビワハヤヒデの18番は翌年大阪杯が15頭立てになったために周りまわって18番が3番となり、勝ち馬3番のネーハイシーザーに移される。その前92皐月の2着5番ナリタタイセイの3枠5番は翌93大阪杯の3枠5番ナイスネイチャで2着。その前のトウカイテイオーの2着シャコーグレイドの2番ゼッケンは92大阪杯勝ちのトウカイテイオー自身の2番ゼッケンを指名する。その前はアイネスフウジンンの2番は91大阪杯の2着馬ダイユウサクの2番となる。その前は勝ち馬ドクタースパートが同じ8枠のオサイチジョージとなり・・・という具合である。


 昨年皐月賞は

1着 7枠14番 ダイワメジャー
2着 8枠18番 コスモバルク

 これが、反映すると見る。すると、枠の7と8。ゼッケンでは9頭立てだから、回って14番が5番に 18番が9番に。
 浮かびあがるのは、7枠7番メガスターダム 8枠9番ハーツクライ 5枠5番サンライズペガサス となり、このうちの1頭は間違いなく発射することになる。
 ここから、優駿の49pの97年マーチ ドーベルの桜花賞から、

 9番 ハーツクライ  横山
 7番 メガスターダム 松永

の組を本命に見たい。5番9番 では、既に別記事で説明した9-14と同じ結果が、土曜の阪神メインと日曜メインのこのレースとで、ダブルミーニングになってしまう。皐月も大阪杯も7-8が中心。

 以上、結論2つ



 3番6番 のアドマイヤ尽くし

 7番9番 の枠でいう7-8

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