「優駿」4月号のカレンダー によると、明日23日は、メジロのおばあちゃん 北野ミヤさんが92歳で亡くなった1周忌である。メジロの総帥として、亡き豊吉さんの後、ライアン アルダンでのダービー挑戦。時の王者 トウカイテイオーをメジロの大舞台 春の天皇賞でマックイーンで蹴散らして見せた偉業、そして文字通り、宝塚記念をメジロ記念にしてしまったレース、代役パーマーで宝塚をそしてまたしてもテイオーを有馬で粉砕した大一番など、このおばあちゃんと一面識も無い私達は、ともに競馬を歩んだ思いは深い。奇しくも、私の祖母もその前の年、同じ92で亡くなった。私は、競馬会とともに、おばあちゃんの御冥福と、いずれ訪れるメジロのダービー そして春の天皇賞ダブル制覇の夢に思いを馳せたい。それにしても、物腰柔らかで何とも言えぬ品があり、年齢を超えた垢抜けたセンスとすっと伸びた背が印象的な方だった。ラモーヌの3冠の年、表彰式のトップレディとしてミヤさんの主役ぶり、忘れられない。スタンドでゴール前を見守るうきうきと大振りなアクションなど、年が行ってもこうして高鳴る喜びと興奮でレースを見たいと思うお姿だった。
明日の東京3R 8枠8番 メジロミッチェル 京都4R障害の 3枠3番 メジロアトラス いずれかなりと走って、メジロの元気な姿を見せてもらいたい。父母ともメジロの馬。
明日の東京競馬場 新スタンドオープン記念 8枠15番の アルファフォーレス がよく見える。2R 7Rでも8枠大外に勝浦正樹 9Rでも13頭立て2番すなわち15番に勝浦正樹。これらの動向を見定めてからだが、最近の中央の競走馬で、オープンの名を持ち、勝ったのは8枠15番の モエレオープンヒメのみであること、昨日御報告済み。